[エッセイ]街道を行く(20)中国・蜀と雲南のみち
著者:司馬遼太郎
レーベル:朝日文庫
「蜀へは、行くのではなくよじのぼるのである。」
この一文だけでも飛行機がない時代に
そこへ行くのがいかに困難なものだったかが
想像できる巴蜀(現・四川省)、そして更に南の雲南(現・雲南省)の地。
そんな土地の道を行く紀行文です。
(行くといっても大半が飛行機とバスだったようですが)
司馬遼太郎が中国史を題材にして書いた小説は
秦末〜漢の時代が舞台の「項羽と劉邦」、
明末清初を舞台とした「韃靼疾風録」などがありますが、
「三国志」はなかったかと思います。
このエッセイではそんな司馬遼太郎から見た
三国(勿論、主に蜀なわけですが)時代というものを
垣間見ることができます。
その他、恐らくこの巻でのメインテーマであると思われる、
日本人のルーツの有力候補の一つと考えられる根拠としての
産物、地理関係、歴史的経緯、少数民族への考察や
どこかいい意味での滑稽味のある現地の人たちとのやり取りなど、
地味ながらも読み応えのある一冊でした。
レーベル:朝日文庫
「蜀へは、行くのではなくよじのぼるのである。」
この一文だけでも飛行機がない時代に
そこへ行くのがいかに困難なものだったかが
想像できる巴蜀(現・四川省)、そして更に南の雲南(現・雲南省)の地。
そんな土地の道を行く紀行文です。
(行くといっても大半が飛行機とバスだったようですが)
司馬遼太郎が中国史を題材にして書いた小説は
秦末〜漢の時代が舞台の「項羽と劉邦」、
明末清初を舞台とした「韃靼疾風録」などがありますが、
「三国志」はなかったかと思います。
このエッセイではそんな司馬遼太郎から見た
三国(勿論、主に蜀なわけですが)時代というものを
垣間見ることができます。
その他、恐らくこの巻でのメインテーマであると思われる、
日本人のルーツの有力候補の一つと考えられる根拠としての
産物、地理関係、歴史的経緯、少数民族への考察や
どこかいい意味での滑稽味のある現地の人たちとのやり取りなど、
地味ながらも読み応えのある一冊でした。