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[歴史]現代中国の国境紛争史 山崎雅弘歴史ノート vol.10

著者:山崎雅弘
出版:六角堂出版

 主にWWII以後の、中国とソ連(ロシア)・インド間の国境を巡るいざこざについての解説。各国のチベットの扱いには泣けてくるものがあります。
 国の内外に色々な問題を抱えながらも強引に存在感を増していく中国の姿には、色々な意味で「大国」であると思わざるをえません。
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タグ: 歴史 山崎雅弘

[小説]新史太閤記 (下巻)

作者:司馬遼太郎

レーベル:新潮文庫


 天下人・豊臣秀吉の一代記。物語としてはその絶頂期の一歩手前、九州征伐直前の家康との和睦で完結します。天下統一後の秀吉の迷走ぶりを考えると、確かにこの辺りで終わっておくのが秀吉という男の生き様を表現するのに丁度いいのかもしれません。それでいながら秀吉政権の危うさはしっかり垣間見えています。

 先の先を読んで周到に手を打ち、戦場に彼が到着する時点で既に実質的な勝敗は決まっている。そのやり方は家康にも引き継がれ、関ケ原や大阪の陣で豊臣家を潰すのにバッチリ活かされているあたり歴史の皮肉を感じます。

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ジャンル: 小説・文学

[小説]新史太閤記 (上巻)

作者:司馬遼太郎

レーベル:新潮文庫


 居場所もなく、食うや食わずの生活を続けていた最底辺の少年時代から、己の才覚と運を頼りに天下人へと成り上がった秀吉の一代記。上巻は中国攻め開始のあたりまで。

 与えられた城や領地を自分や一族の所有物ではなく、ボス(信長)を儲けさせるための『資本』と見なす彼の思考回路が面白い。現代に生まれていたとしても伝説的ビジネスマン、経営者として名を残しそうです。

 やや展開が足早過ぎる気がしますがやはりこの方の作品は飽きません。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 司馬遼太郎 新潮文庫

[小説]革命の終焉 小説フランス革命18

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫

 さよならロベスピエール。さよならフランス革命。ダントンらの処刑後、精神に変調をきたしたかの如く迷走するロベスピエール。その姿は周囲に更なる疑心と保身、反発を呼び起こし、革命の終焉を告げる政変へと繋がっていきます。
 最後の最後に全てに達観し凄みを感じさせる潔さを見せるサン・ジュスト。それとは対照的に人間的な弱さを露呈するロベスピエール。「革命」の世界的代名詞ともいえるフランス革命の区切りとしては、あまりにもあっけなく淋しい幕切れ。「理想」という言葉の意味について考えたくなる物語でした。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 佐藤賢一 集英社文庫

[小説]ダントン派の処刑 小説フランス革命17

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫

 タイトルだけでもう辛くなってくる17巻目。革命の最初期から通して共に戦い続けてきたはずのロベスピエールとダントン&デムーランの関係に、最期のときが訪れます。「殺られる前に殺れ」を政治の世界に持ち込むと本当に手が付けられなくなってしまうようです。
 悟りを開いたかの如く、ロベスピエールやパリの人々を心配するダントン、ある種の英雄でありながら最期まで書生臭さが抜けないデムーラン、彼への愛に殉じたリュシル。革命の終焉の足音が近づいてきています。

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タグ: 歴史 佐藤賢一 集英社文庫

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ラノベもゲームも漫画も
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