最新記事
カテゴリ
SF (15)
FC2カウンター
RSSリンクの表示

[小説]花神(下)

作者:司馬遼太郎
レーベル:新潮文庫
<hr>
 戊辰戦争、そして明治へ。歴史の上から見れば、最後に革命の花を日本中に咲かせてまわる。ただそれだけのために表舞台に登場したかに見える大村益次郎こと村田蔵六の生涯。完結巻です。
 一個の技術者として、求められる機能・役割を求められるままに淡々と、でも念入りに、徹底的にこなしていくその姿は、一技術屋としては尊敬せずにはいられません。
スポンサーサイト

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 新潮文庫 司馬遼太郎

[小説]花神(中)

作者:司馬遼太郎
レーベル:新潮文庫
<hr>
 事態は風雲急を告げ、第二次長州征伐へ。ようやく主人公・大村益次郎こと村田蔵六が歴史の檜部隊に立つ時がやってきました。
 桂小五郎との出会い。奇兵隊などの民兵の登場。坂本龍馬らによる薩長同盟。そして大村益次郎。立役者が登場すべきときに次々と登場する。これが時の勢いというものでしょうか。
 第二次長州征伐という戦いは、有名な割に当事者が主人公の小説が少なく(坂本龍馬も勝海舟も薩摩も直接その場にはおらず、幕府側の有名人は傍観か留守番。高杉は海戦メイン。桂や井上、伊藤、山県はあまり主役になることが少ない)、ちょっと新鮮でした。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 司馬遼太郎 新潮文庫 花神

[小説]花神(上)

作者:司馬遼太郎
レーベル:新潮文庫
<hr>
 戊辰戦争で官軍総司令官を務め、明治日本軍の基礎を創り上げた男・大村益次郎。
 上巻では、安政の大獄などの幕末動乱の開始をよそに、次第に洋学者として頭角を現し、それが本藩では百姓身分でしかない彼を、時代の中心へと引き寄せることになっていく様子が語られます。
 頭脳明晰ながら朴念仁で偏屈極まりない面倒くさい性格。しかし、司馬遼太郎の筆で書かれるとそれが実に魅力的に見えてくる不思議。中巻・下巻の展開も楽しみです。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 司馬遼太郎 新潮文庫 花神

[小説]日本の一番長い日 運命の八月十五日

著者:半藤一利
出版:文芸春秋
<hr>
 ポツダム宣言受託決定~終戦の玉音放送が流されるまでの間に何があったのか? 緊迫感あふれる群像劇形式で語られます。米ドラマ「24」をちょっと思い出しましたがこの本の初版が出たのは何十年も前。
 自分が成すべきことを成す『覚悟』というもの重要性、熱さ、輝きがひしひしと伝わってくる一冊です(そもそも何で戦争を始めてしまったの? という疑問はやはり残りますが、その答えが出ることはこの先も永久にないのでしょう)。
 暴走した青年将校たちの思考や、生き残った主犯格メンバーが実質何のおとがめもなかったのは、愛国心と天皇への忠誠が重んじられる時代だったことは分かるものの、やはり理解に苦しむ部分がありました。
 古さを感じさせず、非常に読みやすいのにその時代の『空気』はきっちり感じられる。良い一冊でした。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 半藤一利 文芸春秋

[小説]歳月(下)

作者:司馬遼太郎
レーベル:講談社文庫


 征韓論に敗れ、野に下る羽目になった江藤新平は、あれよあれよという間に佐賀の乱の頭目に担ぎ上げられ、あっという間に破滅へと向かっていきます。
 明晰な頭脳や国家ビジョンを持ちながら、驚くほどの世間ずれのなさを最期まで見せ続ける江藤と、手段を選ばず執拗に彼を追い詰めていく大久保利通の対比が際立っておりました。
 他の幕末からの名士や明治元勲たちとは大分色が異なる思想と才をもつ江藤新平の生涯。堪能させていただきました。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 司馬遼太郎 講談社文庫

検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

<<惚れている人、グループ>>
(敬称略)
・司馬遼太郎
・米澤穂信
・野村美月
・浜渦正志
・大嶋啓之
・光田康典
・新居昭乃
・kukui

<<惚れている作品>>
・燃えよ剣
・「ウィザーズ・ブレイン」
・「"文学少女"」
・「ヒカルが地球にいた頃」
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
・いいひと。
・帯をギュっとね!