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[歴史]文明崩壊 下:滅亡と存続の命運を分けるもの

著者:ジャレド・ダイアモンド
レーベル:草思社文庫
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 上巻は主に古代~中世の"失敗例"。下巻は過去社会の"成功例"、及びそれを踏まえて現代の世界が抱える問題と解決の鍵となる要素について、ルワンダ、ドミニカとハイチ、中国、オーストラリアにスポットをあてて考察しています。
 警鐘を鳴らす一方で、問題解決に向けた世界の動きなどの明るい材料も提示してくれていますが、この上下巻二冊だけ読むと、やっぱり人類は滅ぶんじゃないかという予感が頭をよぎります。
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[歴史]文明崩壊 上:滅亡と存続の命運を分けるもの

著者:ジャレド・ダイアモンド
レーベル:草思社文庫
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『銃・病原菌・鉄』に続く分厚い分厚い文明考察シリーズ。
 イースター島、グリーンランド&アイスランド、マヤなどなど。滅びた文明、生き延びた文明、現在危機に瀕している場所について、何故滅びたのか?何が存続する鍵だったのか? 文明と自然の興亡に通じる要因を考察しています。
 遠い昔に滅びた、今は荒涼たるモアイだけが遺されたイースター島で、最後の一本の木を切り倒した人は一体何を思ったのか? 興味深い問いかけです。

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[歴史]冬戦争(ソフィン戦争)(山崎雅弘 戦史ノート29)

著者:山崎雅弘
レーベル:六角堂出版
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 第二次世界大戦初期、大国ソ連と小国フィンランドの間との間で行われた戦いについての解説です。
 大国の論理の無茶さには驚きを通り越して苦笑いする他ありません。そんな中、天の利地の利を駆使して大国の大軍団を翻弄してみせた小国の意地には舌を巻きますが、それ以上に状況を見て極めて現実的に手をうっていくフィンランドの将軍・マンネルハイムとスターリン率いるソ連の動きには感心させられました。同時期の日本のことを考えると特に。

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[歴史]それでも、日本人は「戦争」を選んだ

講師:加藤陽子
レーベル:新潮文庫
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 中高生向けの講義という形で語られる、近代日本が参加した四つの対外戦争「日清戦争」「日露戦争」「第一次世界大戦」「第二次世界大戦(日中~太平洋戦争)」。内容よりもまず、講義に参加した学生たちの頭の良さに驚かされます。
 それぞれの戦争の中で、米英、ソ連、中国、ドイツなどの諸外国、政治家、軍人、知識人、一般庶民たちは何を考え、どう動き、その結果どうなったか? を現代における研究結果を踏まえ、解説されています。
 「通商ではなく国防上の観点で植民地を得ようとした」という視点は新鮮でした。結局はそれも、第一次世界大戦あたりからおかしな方向に走り始め、日中・太平洋戦争の頃には陸軍の暴走にその他が引きずられる形でどんどん残念な形に変質していったことに変わりはないようですが。
 何冊このような本を読んでもやはり思います。「どうしてこうなった」。

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[歴史]イラン・イラク戦争(山崎雅弘 戦史ノート vol.48)

著者:山崎雅弘
出版:六角堂出版
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 自分が生まれた頃に、遠い中東で起きていた戦争。
 石油という形で日本にも大きな影響があったこの戦争は、石油利権や米英、ソ連という大国の思惑、イスラエルという存在、おまけに民族、宗教間の対立の歴史も複雑に絡まり合った、実に頭の痛くなる構造になっているようです。その中で民族内での不和を徹底的に利用され尽くしてきたクルド人が哀れでなりません。
 各国が抱える問題は今もなお続き、更にはISまで加わって更に混沌としているわけで。短いながらも中東の事情の一端を垣間見ることができる一冊です。

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Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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(敬称略)
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