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[CD]焔~ホムラ~ Artonelico II Hymmnos Concert Side 紅

歌:霜月はるかみとせのりこ志方あきこ
作詞:みとせのりこ、高橋麗子、日山尚、中河健
作編曲:阿知波大輔、土屋暁、稲垣貴繁、霜月はるか、中河健、志方あきこ、JUNK、柳英一郎
レーベル:Team Entertaiment


PS2のゲーム「アルトネリコII」の劇中歌を
集めたアルバム・・・ということになるのでしょうか。
ゲームは未プレイですが、参加アーティストの
名前買いです(こんなんばっか)!

世界観やキャラクターのコスチュームは
バリバリのファンタジーな装いですが、
このアルバムはどことなく和風orアジアっぽい感じに
まとまっております。

ドカンと一発会心の一撃!!な印象を残す曲は
正直なところ自分にとってはなかったのですが、
その分、クセ者揃いな味のあるものが多かったように思えます。
柔道でいうと関節技とかが得意そうな、
サッカーでいうといつの間にか
相手のシュートコースをきっちり塞いでいそうな、
そんなイメージ。

1分40秒あたりからガラリと空気が変わる
「EXEC_METAFALICA/.」(Tr.2)、
ひたすらにゴージャスな
「EXEC_VIENA/.」(Tr.4)、
一転して民族音楽調のやわらかい雰囲気、
小さなコンサートとかに合いそうな
「HARTES ciel,MELENAS WALASYE.」(Tr.5)、
テンポの良さの中に民謡のような懐かしさが混じる
「焔~HOMURA」(Tr.7)、
機械のような天使のような、無慈悲な何かが
迫り来るイメージがわいてくる
「EXEC_SPHILIA/.」(Tr.8)
エンディング、もしくはそこに近いあたりで
使われているのでしょうか。全てが終わった
カタルシスめいたものを感じさせてくれる
(とは一口に言い切れない怪しいパートもあったりするのですが)
「染~SEN~此ノ花咲く耶」(Tr.12)などなど。


一曲一曲、そして同じ曲の中でもその局面によって
様々に表情を変える、アルバムタイトル通りに
焔のような、不定形の魅力が詰まった一枚です。


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タグ: 音楽 アルトネリコ 霜月はるか 志方あきこ みとせのりこ

[短編]ウィザーズ・ブレイン 最終回狂想曲(電撃h&p掲載)

作者:三枝零一
イラスト:純桂一
掲載:電撃h(はじまり)& p(ピリオド)


24日、25日に幕張メッセで開催された電撃15年祭で
販売されていた企画本「電撃h(はじまり)& p(ピリオド)」のパロディ企画、
「こんな最終回は嫌だ!」中に掲載されていた短編です。

真昼が何となく組み立ててしまった怪しげな機械、
その名も「最終回発生装置」。
この装置の暴走により謎の時空へと飛ばされてしまった
天樹兄弟+フィア。
"すごい最終回"を演出すればこの時空から
抜け出せるらしいが・・・。
というところから始まります。

人間関係だけエピソードVIを継承しつつ、
一部を除いて集った主要キャラたちが
熱血野球もの、料理バトルもの、探偵もの、
魔法少女もの、巨大ロボットもの、と
それぞれのベタ設定に扮して暴れまくりです。
このシリーズらしく、"魔法"なんかもしっかり駆使して
何でもアリの展開をかましてくれています。

その中でも「シグルイ」仕様のイルは
扉絵も含めて必見必笑です。

そして着々と作者&真昼の"いじられキャラ"と
しての地位を築きつつあるような気がするサクラ。

ウィザーズ・ブレインは、
ネタに走っても、やっぱり面白いです。。。

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タグ: ライトノベル 電撃文庫 三枝零一 純桂一 ウィザーズ・ブレイン

[小説]空の境界(上)-the Garden of sinners-

作者:奈須きのこ
イラスト:武内崇
レーベル:講談社文庫


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ほんの少しだけ、
おまえよりの殺人衝動
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文庫化をきっかけに読んでみました。

常識とは違う"チャンネル"をもつ者たちが
存在している非日常の世界。

あらゆるものの死を視る「直死の魔眼」をもつ両儀式、
雇い主の魔術師・蒼崎燈子を初めとして、
黒桐幹也は様々な非日常や
そこに棲むものたちを垣間見ていくことに。

独特のまわりくどい言い回しに訳がわからなく
なることがありますが、慣れてくると
逆にそのまわりくどさが魅力に感じてきます。

超常的な力をもつ故か、逆に極めて
現実的な解釈をもって事件を見る蒼崎燈子と、
数々の非日常に出くわしながらも
あくまで彼なりの価値観でもって理解し、行動し、
受け入れていく黒桐幹也のカッコよさが
光っていたように思えます。

上、下巻とあるので二冊で一つの物語かと思いましたが、
この巻は三つの章に分かれていて
それぞれで完結しています。
(もちろん物語の背景は密接につながっていますが)

下巻でどういう展開になっていくか、楽しみです。

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タグ: ライトノベル 講談社文庫 奈須きのこ 武内崇 空の境界

[小説]さよならピアノソナタ

作者:杉井光
イラスト:植田亮
レーベル:電撃文庫


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「・・・いるよ。わたし知ってる」
ぼくは首を傾げる。
「どこに?」
真冬は目を細めて、
それからぼくの胸をとんと人差し指で突いた。

「ここにいる」
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この場面を読んだ時、
どこからかズキュウン、と拳銃の音が聞こえた気がしました。

オビにもある通り、
100マイルの直球で迫る、
恋と革命と音楽の物語、です。

左耳でビートルズを、
右耳でベートベンを、
大音量で聴きながら走り出したくなる、
そんな小説です。

ギャルゲーっぽい、と言ってしまえば
どこまでもギャルゲーっぽい雰囲気も
漂わせてはいますが、
最初から最後まで一貫した、駆け抜けるような
テンポの良さがそんなどうでもいいことは
綺麗サッパリ忘れさせてくれます。

ヒロインの、天才ピアニストにして
超絶ギターテクをもつ少女はもちろん、
脇を固める女帝と幼馴染、
そしておバカな親父たちとクラスメート、教師。
この作品の感想を語るには、陳腐とは
わかっていてもこの言葉を使わずにはいられません。

"青春って素晴らしぃっ!!"

おっさん世界の足音が聞こえ始めている
人間としては、特にそう感じますw

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 杉井光 植田亮 さよならピアノソナタ

[小説]私の男

作者:桜庭一樹
出版:文藝春秋


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だって、血が繋がってる。
ほかの誰ともちがう。
しちゃいけないことなんて、なにもない。
父と娘のあいだには
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"現在"から"過去"にさかのぼるという、
ここ最近の桜庭一樹作品のパターンとは
逆の形で展開される作品です。

とある安定した企業に勤める青年との結婚を
間近に控えた主人公、腐野花。
物語は婚約相手との結婚式の打ち合わせから始まり、
章が進むごとに、2005年、2000年、1996年、
そして全ての始まり、1993年へと戻っていきます。
その過程で次第に明らかになっていく
花とその養父、淳悟の間にある
昏く、絡みつくような関係と過去。

「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」で描かれるような
虐待ともまた違う、いたたまれないくらいに濃い
父と娘の関係。
一歩間違えると下世話な二時間ドラマものに
なってしまいかねない設定ですが、
桜庭一樹が書くと、読んでいるあいだも
読み終わった後も心のあちこちをかきむしられるような、
魂をもっていかれるような物語となります。

泣ける小説、ではなく、"哭ける"小説。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 桜庭一樹 文藝春秋 私の男

[CD]rueda

歌:やなぎなぎAnnabel
作詞:Annabel
作編曲:やなぎなぎ、永尾ヨシヒサ、myu
サークル:binaria x cassini


エレクトロニカユニット、binaria
夏のコミティアで出した作品、です。
Quick time playerで綺麗なムービーを観ることも
できたりします。

歌は力の抜けた澄み切った歌声が魅力のやなぎなぎさん、
ハスキーな歌声が素敵なAnnabelさんのツインヴォーカル。
そして作曲はやなぎなぎさんとrefiomyuさん、
編曲は空色絵本の永尾ヨシタカさんと
密かにビックリしてしまうメンバーで構成されています。
同人音楽に興味がないと「はぁ?」て感じかもしれませんが。。。)
無重力空間にいるような、ゆったりした
浮遊感に包まれている気分になる作風かな、と思います。

この「rueda」はbinaria2枚目の作品。
収録されている曲は三曲とちょっと少なめですが、
どれも密度の濃い~曲です。

2曲目の「リンズの鉛筆」はクールに淡々と流れる
旋律を背景にサビ部分の切ないたたみ掛けがしびれます。

3曲目の「refresco」は他2曲とはちょっと
趣が変わってコロンコロンとした電子音と共に
どこかすっとぼけた感じの、流れるような軽快な
メロディーが新鮮です。

もしかするともう出回っていないかもしれませんが、
新居昭乃作品好きな方なら絶対に聴いて損はしない一枚です。

テーマ: お気に入り&好きな音楽
ジャンル: 音楽

タグ: 音楽 同人 myu やなぎなぎ Annabel rueda binaria refio 新居昭乃

[小説]渚フォルテッシモ2

作者:城崎火也
イラスト:桐野霞
レーベル:MF文庫J


ツンデレの教科書のようなツンデレヒロインが
特徴的なシリーズ二作目です。
「ツンデレとは何か?」と問われたら、
何も言わずにそっとこの作品を差し出せば
事足りてしまいそうな気すらします。


新キャラが二名登場し、ますます
ツンとデレの振り子が大きくなっていく
ヒロインの渚。
このままラブコメ的修羅場突入か・・・?
と思わせておいて最後はちょっと肩透かしな結末。
1作目から登場している篠崎朱里もそうですが、
このシリーズでは全ての登場人物、
全ての設定、全てのイベント、そして主人公すらも、
全てはヒロインのツンデレっぷりを強調するために存在する、
と言っても過言ではないような気がします。

三作目も出そうな気配なので、
次はヒロイン以外の登場人物にもスポットが当たるような
話を期待してみたいです。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル MF文庫J 城崎火也 桐野霞 渚フォルテッシモ

[漫画]-幻燈師シリーズ-ボクの創る世界

作者:カザマアヤミ
レーベル:Flex Comix


どことなく犬(猫)っぽい少年少女を描かせたら
右に出る者はいないと個人的に思っている
漫画家、カザマアヤミの短編集。
幻燈師」という、念じた風景を
プラネタリウムのように周囲に映し出す能力を
もつ人たちが存在する世界を舞台に
四本+αの甘くて和むお話が語られます。

この甘さがもう、半端じゃないのです。

ショートケーキよりも、
クリーム入りメロンパンよりも、
ガムシロップよりも、
カルピスの原液よりも、
"かきみーら"よりも、
甘くて甘くて甘くて甘くて甘くて、そして
現実の高校生でこんなカップル絶対いね~!
と笑いながら叫んでしまいたくなるくらい
ピュアwなバカップルたち!
悶絶を通り越して痙攣してしまいました!

テーマ: マンガ
ジャンル: アニメ・コミック

タグ: カザマアヤミ 幻燈師

[CD]リトルバスターズ!ORIGINAL SOUNDTRACK

歌:Rita(Disc1-Tr.1、Disc3-Tr.1~11)
作詞:麻枝准、樫田レオ、都乃河勇人
作編曲:麻枝准PMMKManack折戸伸治戸越まごめMintJamRita


Key作品は物語や登場人物も好きだけど
それ以上に使われている曲や歌が大好きだっ!!
ということで手に入れました。
ゲーム「リトルバスターズ!」のサントラ!

今回もどの曲もツボにはまりまくりでしたが、
その中でもPMMKさん、という今までお名前を
聞いたことがなかった方の作った曲に惚れこんでしまいました。
更にその中でも
Disc1-Tr.3の「魔法のアンサンブル」、
Disc1-Tr.5の「えきぞちっく・といぼっくす」は
ゲームを知らなくても作中の登場人物が放つ
雰囲気を感じることができそうなTHE・テーマ曲!
といった風情で本当にもう、たまらんかったです。
聞いていると自然に体がリズムに合わせて
動いてしまいそうになります。

そしてDisc1のTr.1とDisc3に収録されているヴォーカル曲。
ライナーノーツと歌詞をよく読みながら
ゲームのラストシーンを思い浮かべつつ聴くと
やはり感慨深いものがあります。
(Disc1,2収録のインストバージョンも切ないアレンジが
ほどこされていてこれまた味わい深いです)
特に「Song for friends」は涙腺ゆるゆるになります。
去り行くものを見守る暖かいまなざしを感じるような、
ちょっぴり物悲しさも漂う、しみこむような素敵な歌です。

リトルバスターズ!」ではこれまでのKey作品とは
メインの作曲家陣が少し入れ替わっているようですが、
相変わらず楽曲は素晴らしすぎるものばかりでした。
バカになりそうなくらい、琴線にこれでもかと触れてくれます。

テーマ: お気に入り&好きな音楽
ジャンル: 音楽

タグ: 音楽 key Rita PMMK 麻枝准 Manack 折戸伸治 戸越まごめ MintJam リトルバスターズ!

[小説]ギャルゴ!!!!!-地方都市伝説大全-

作者:比嘉智康
イラスト:河原恵
レーベル:MF文庫J


ギャルゴ(「ギャルゲーの神」の略)というアダ名で
皆から親しまれ(主に男子から。女子からは軽蔑のまなざし)ている
中学二年生の田中春男。

占い師だった祖母の遺書で「人間以外の多くの女性に愛される」と
予言された春男はその予言どおりに
犬やしゃべる人形といった人外に好意を
寄せられてしまいます。

そんな中、地元の祭りで偶然出会った
クラスメイトの天然娘、コトリが新学期から突然
部屋から出なくなり、不登校を続けているという
ハプニングが起きます。
どうするべきかと悩むうちに
祖母が裏で戦っていた何かの存在と
それらと戦う力を自分が受け継いでいることを知った
春男は戦うことを決意して・・・、という内容。

本文や後書きでB級B級と書かれている通り、
地元を守るB級少年ヒーローもの、といった風情です。
ですが、いい意味でライトノベルらしい軽快な
語り口もあいまって、エンターテイメントとして
とても楽しく最後まで読みきることができました。

春男の友人知人たちも含め、ちゃんと少年たちの
中学生っぽい葛藤も描かれていたりして、
軽~い中でもスジが通っているように思えました。
ほんの少しだけ登場人物たちの会話に
ぎこちなさを感じてしまう部分もありましたが
気にしなければ気にならない程度。

続けようと思えばまだまだ続けられまっせ、という
余韻を残して終わっているので続刊の期待大です。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル MF文庫J 比嘉智康 河原恵 ギャルゴ

[小説]遠まわりする雛

作者:米澤穂信
出版:角川書店



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折木供恵よりふるえる哀をこめて。
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今作での一番の爆笑ポイントだった一文です。
(「手作りチョコレート事件」より)
誤字じゃないところがポイントです。

米澤穂信の「古典部」シリーズ久々の新作。

主人公・折木奉太郎が古典部に入部して間もない頃から
春休みまでの約一年間を描いた短編集です。

このシリーズ、最初の作品「氷菓」の頃は
"人が死なないミステリ"としてどちらかといえば
謎解きの方にウェイトがあったように思うのですが、
シリーズが進むにつれて
只の仲良しクラブというわけではない、
けれどどこかで何かが繋がっているような、
そんな関係が語られる方に力点が
移っていっているような気がします。
今作では更にその空気が濃くなっているのでは
ないでしょうか。

特に折木奉太郎と千反田えるの二人の関係は
本当にたまらんものがあります。
いわゆる"つかず離れず"ともまた違った感じの
何とも言えない関係です。
お互いにお互いが気になっているけど
どちらもそのことを全く自覚していないというか。
でも信頼し合っているというか。
大切にし合っているというか。
最後に登場する短編「遠まわりする雛」の
ラストなんかはそんな空気が大炸裂しています。
ごろごろと転がりまわりながら悶絶してしまいました。

ミステリもいいけどこういうのも大・好き・だっ!!!

やはり米澤穂信は、自分にとって
ずっと作品を追いかけ続けたい作家の一人です!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 米澤穂信 角川書店 古典部 遠まわりする雛

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プロフィール

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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