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[小説]SH@PPLE 3

作者:竹岡葉月
イラスト:よう太
レーベル:富士見ファンタジア文庫


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自分は何をしているのか。
何がしたいのか。

公転の輪からはじき出されたような、
名前のつかないもやもやすべて、

燃えて打ち上がれ、
花火。
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見た目ソックリな双子の姉弟が
お互いの目的のために男装/女装して
お互いの学校に通うことになる男女入れ替わりラブコメ第三弾!

前巻のあとがきにも書かれていた通り、
新キャラの古葉鳥子と長船白夜も含めて
あちこちで恋や面子やよく分からないもやもやした何かを賭けて
ケンカ鞘当てすれ違いが発生します。

基本的にヘタレ少年な雪国、芝目が
自分の気持ちを伝えたい相手に見せるために
半歩踏み出したりとそれぞれのキャラが何やら
少しずつレベルアップしていく姿に
癒されまくりました。

そんな中、中心にいるのに取り残されている。
そんな印象を受ける双子姉弟の姉の方、淡谷舞姫。
弟の雪国や入れ替わり先で出会った芝目といった
男どもの行動が理解できずにもどかしがっている様子は
読んでいてとてもむず痒かったです。

雪国サイド、舞姫サイドでそれぞれ参加することになった
市主催のイベントへ向けてそれぞれの登場人物の
思惑を乗せて次巻へと続きます。
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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 富士見ファンタジア文庫 竹岡葉月 よう太 SH@PPLE

[小説]荒野

作者:桜庭一樹
レーベル:文藝春秋


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胸の奥でまた、どきどき、と口ずさんでみる。

どきどき。どきどき。

少女のすごろくの、サイコロを振る音。
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あちこちに愛人をもつ売れっ子恋愛小説家を父にもつ少女、
山野内荒野

彼女が12歳、14歳、16歳、と成長していく姿を描く作品です。
青春小説ともちょっと違う、
父の再婚相手の連れ子でクラスメートでもある少年、悠也との恋が
メインではあるけど恋愛小説とも少し違う気がする、
特定のカテゴリに置くのが難しそうな作品です。

傍から見れば「ふーん」。
当人たちからから見ればそれなり以上に大騒ぎしてしまう
ちょっとした事件や転機を交えつつ
独特なリズムで淡々と、
隠し味程度に僅かな背徳感も混ぜながら
語られる文章はやはり桜庭一樹だなぁ、と感じられます。

オビには「直木賞受賞後第一作」とありますが
三つの章のうち二つはファミ通文庫というレーベルで
三部作の前編、中編として出版されたものの加筆再録になります。

三部作を一冊で読めるのは嬉しいものですが、
できればファミ通文庫の方で完結させてから
出して欲しかったとついつい考えてしまいます。

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タグ: 桜庭一樹 荒野 文藝春秋 ファミ通文庫

[小説]ばけらの!

作者:杉井光
イラスト:赤人
レーベル:GA文庫


ラノベ感想系ブログのあちこちで話題になっていた
噂の作品。
今更ではありますが、読んでみました。

池袋某所。
新米ライトノベル作家な主人公、杉井ヒカルを取り巻く
作家仲間たちはみんな揃ってモノノケ!?
というニヤニヤ半同居生活あり、作家様の本音あり、ちょっとイイ話あり、な
コメディ小説です。

内輪ネタ的なものがわからなくても(自分も大半がサッパリでした(^^;)
フツーに楽しめる一冊でした。

「さよならピアノソナタ」シリーズでもあった
ニヤニヤ感あふれるヒロインと主人公の夫婦漫才、
終盤で主人公の頭が突然超高速回転を始める
疾走感あふれるクライマックス。
杉井光節(明るい方の)全開!な物語です。

もしかしたらどこかにもう解答が出ているのかもしれませんが
作中登場人物のモデル予想を自分もやってみました。

・葉隠イヅナ≒支倉凍砂(名前は作者似、容姿が代表作主人公似)
・神無月つばさ≒上月司(名前が作者似、ちょっとHなラブコメを書いている)
・風姫屍鬼≒風見周(名前が作者似、アンデッドなのは殺×愛からのイメージ?)
はガチのようですね。
自分も読んでいてそう思いました。

あとは
・黛亜里沙≒有沢まみず(アナグラムっぽい?連載作品のジャンルも同じ感じだし)
・男爵ウーノ≒あざの耕平
(杉井ヒカルと同月同レーベルで新作。代表作が黒だったり血だったり。
名前は"男塾"の男爵ディーノから?)

エムさんと、大先輩超大物作家は自分には
わかりませんでしたorz

残っているのは鈴木大輔、鏡貴也のお二人?

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル GA文庫 杉井光 赤人 ばけらの!

[VOCALOID]ゼロ・ワン

歌:初音ミク
作詞作曲:たわし(束子P



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君が0で
私が1になる世界

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たたみかけるような疾走感が素敵過ぎる1曲!!
シリアス寄りのアニメのOPとかで流れたら
無茶苦茶映えそうです。

とくにサビの部分の破壊力が歌詞、メロディー共に
半端ではありません。
「君が0で私が1になる世界~」のあたりは
涙腺とか琴線とかあちこち刺激されまくりです。

こういう切なさとカッコよさが入り乱れる歌は
大好きです!!

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ジャンル: 音楽

タグ: 初音ミク 束子P ゼロ・ワン

[小説]彼女は戦争妖精1

作者:嬉野秋彦
イラスト:フルーツパンチ
レーベル:ファミ通文庫


ファンタジー版男手一つの子育て奮闘記、な
一冊です。

見た目は子供。中身はもっと子供な少女、クリスを
養うことになってしまった人生に達観気味な
(ほぼ)一人暮らしの高校生、宮本伊織。

たちまちうなぎ上りとなるエンゲル係数に
宮本伊織の財布は瞬く間に危機を迎え、
クリスを狙う存在たちからは
生命の危機にも晒されます。

世間体と底なし胃袋をもつ少女の間で苦悩する少年や
事情を知らない人間から見れば奇怪な行動をとっているように
見える少年に想いを寄せる少女、牧島さつきの空回りっぷりには
読んでいて思わずニヤニヤしてしまいました。

1、とあるように続刊が前提らしく、
この父娘コンビのドタバタはもう少し続くようです。
楽しみ!

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タグ: ライトノベル ファミ通文庫 嬉野秋彦 フルーツパンチ 彼女は戦争妖精 ウォーライク

[小説]俺の妹がこんなに可愛いわけがない

作者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
レーベル:電撃文庫


このタイトルは釣りにもなっているし損もしている。

そんな気がしてしまう意外と正統派な
ファミリードラマでした。

兄→なんだかんだ言って妹想いな本当にごく普通のそこそこに良識がる高校生
妹→成績良し、スポーツ万能、バイトは雑誌のモデル、な完璧超人。
  密かな趣味:???

という、主役or準主役がオタクな物語の人物配置で
よくあるパターンとは逆の形、というだけで大分新鮮な
味わいがありました。

何と言ってもカッコ良かったのは一応主人公(のハズ)である兄!!
妹に対して距離や壁のようなものを感じ、
自分自身も敬遠しつつも
いざ頼られれば文句たれつつ体を張って妹を守るあたりは
THE・兄貴、でした。

気になるのはあとがきでこの作品が「新シリーズ」として
語られていたところ。
個人的には一冊で完結しておく方が綺麗にまとまるんじゃ
ないかと想うのですが、果たして!?

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 伏見つかさ かんざきひろ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない

[小説]"文学少女"と神に臨む作家(下)

作者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
レーベル:ファミ通文庫


"文学少女"シリーズ、最終巻!!
(と言っても番外編な形でもう少し続くみたいですが)

「壊しちゃうかもしれませんよ」
病みまくった台詞を残す流人、
突然の、主人公・心葉にとって裏切りとも思える言動をとる
"文学少女"こと天野遠子。

初めて出会ったときから二年もの間、
いつも手を差し伸べ、支え起こしてきてくれた存在が
離れていく中、井上心葉は答えを見つけられるのか!?

そんな暗雲でいっぱいの終わり方をした上巻。
どういった形で結末へと向かっていくのか気になりまくっていたのですが、
……思ったよりもアッサリ片が付いてしまったように思えました。
「慟哭の巡礼者」での美羽のときと同じくらいの肩透かしを
くらったといいますか。

しかし、そんなアッサリとした中にも
心葉の選択、
"文学少女"が選んだ道、
前々巻「月花を孕く水妖」で○年後の心葉の世話をやいていた
人物の正体とそこから繋がるエピローグ、
「死にたがりの道化」「飢え渇く幽霊」で登場したあの人やこの人たちの
その後などなど、
物語の完結にふさわしい、これ以上ないくらいに
綺麗で、苦くて、幸せな一冊でした!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

[CD]Re:package


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歌:初音ミク
作詞:kzkajyuki、yae、Elina
作編曲:kzkajyuki
サークル:Livetune


初音ミクを使って数々の素敵な曲をニコニコ動画等で
発表してきたLivetuneのお二人(kzkajyuki)による
フルアルバムです。

わざとノイズがかっている声と
いい意味で機械的に刻まれ続けるリズムが
大変高い中毒性をもっている気がする
「Anthem」「our music」。

心地いいリズムと繊細に訴えかけてくるメロディー、クセになる電子音。
いつの間にか体が曲に合わせて動き出してしまう
「Package」、「over16bit!」、「Light Song」、「リラホルン」、「ファインダー」、
そして「ストロボナイツ」。

珍しく和風の調べでこのアルバムの中で異彩を放つ「椛」(もみじ)。
(「AIR」というゲームの"summer"というシナリオが好きな方にはオススメ)

全力でガールズ☆ポップ!なメロディーに
ちょっとコミカルな声に調整された初音ミクがハマっている
「ドキドキ♪ハートチューン」。

その他にも一度聴いたらヤミツキになること間違いなしな
楽曲が満載な一枚です!!

テーマ: お気に入り&好きな音楽
ジャンル: 音楽

タグ: 初音ミク kz kajyuki Livetune Re:package

[小説]多次元交差点と月の姫さま。

作者:本保智
イラスト:かわく
レーベル:角川スニーカー文庫


平和な学園の裏側に存在する"クロスポイント"。
いくつもの次元が交差するその場所で
異世界からの客人の宿泊施設として運営されている
"時狭間ホテル"で諸々の事情によりアルバイトすることに
なった宇田川まひるの細腕繁盛記第二弾!!

新キャラ(というかゲストキャラ?)のかぐやを始め、
女性陣のバイオレンスっぷりにますます磨きがかかっています。

学校行事・演劇大会の実行委員となってしまった親友のために
劇の成功に燃える宇田川まひる。

クラスの仕切りにホテルでのバイト。
慌しい毎日を送る彼女でしたが
突如訪れた超VIP客かぐやの登場で
更に理不尽に慌しい状況へと誘い込まれていきます。

SMあり百合あり変形合体あり、と変な方向に
サービス満点な一冊でした。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 角川スニーカー文庫 本保智 かわく 多次元交差点

[小説]ベン・トー2-ザンギ弁当295円-

作者:アサウラ
イラスト:柴乃櫂人
レーベル:集英社スーパーダッシュ文庫


スーパーの半額弁当に己の全てを賭ける
熱い馬鹿たちの物語第二弾!

文面だけなら本当に熱い青春物語なのに、
その中心にあるものが"半額弁当"。
芳しいB級感にはゾクゾクさせられます。

この巻からはゲームはセガ派な主人公の従姉が参戦。
容姿言動、かなり強いけれど"最強"には遠い中途半端な戦闘力、
そのどれもが中々に破壊力の強い新キャラです。

話の規模が数店のスーパーから町内レベル(庶民的だ。。。)まで発展し、
これから先、強さのインフレが起きたりしないかちょっと心配ですが、
まだまだこのアホで暑苦しい奴らの活躍を
読み続けてみたいです。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

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Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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