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[小説]奪取(下)

作者:真保裕一
レーベル:講談社文庫


ヤクザに追われているところを
助けてくれた前歴不明な男、水田鉱一と
水田が勤める印刷会社社長の娘、幸緒と共に
より完璧に近い偽札完成まであと一歩まできていた
保坂仁史。

しかしターゲットとしていた銀行と自分を追っていたヤクザの
つながりが明らかになると共に、
彼は再びヤクザと取引をしつつその追跡から
逃れなければならない状況に追いやられます。

絶望的な状況の中、それでも"完璧な"偽札作りを諦めない
主人公は潜伏し、時を待つことに。

離れ離れになった仲間たちが再び集って
情報とハッタリを駆使してヤクザ&大手銀行を
相手に渡り合っていく展開は痛快爽快でした。

そして映画であればEDテーマが流れ始めていても
おかしくない最後の場面で待ち受けるオチ。

復讐、偽札作りという黒くシリアスな面と
敵役も含めてどこか憎めない面々の
どことなくコメディめいた丁々発止が背中合わせになっている、
「エンターテイメント」という言葉がふさわしい作品でした。

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タグ: 真保裕一 奪取 講談社文庫

[小説]奪取(上)

作者:真保裕一
レーベル:講談社文庫


第一部:手塚道郎編
第二部:保坂仁史編
第三部:鶴見良輔編
の全三編で構成され、
偽札作りを中心として
主人公たち、ヤのつく方々、大手銀行
などの思惑が入り乱れる長編作品。
上巻では第一部~第二部中盤までが
語られています。

それぞれ違う名前がタイトルとなっていることから
異なる主人公の立場から一つの物語を
語るようなオムニバス風のものなのかと
想像していたのですが、見事に(勿論いい意味で)裏切られました。

主人公たちがやろうとしていることは
やらざるを得ない状況だったとはいえ
犯罪以外のなにものでもない

"偽札作り"のうんちくや主人公たちの試行錯誤の
場面がちょっと詳細すぎる気がする

という取っつきにくさはありましたが
それを補って余りあった
静かに進行する逆転劇!
爆発などの派手な要素がなくても
十分過ぎるほど手に汗握るものがありました。

"偽札作り"。
この行為に魅入られた主人公は
下巻でどこへ行き着くのでしょうか。
気になって仕方がありません…!

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[小説]SH@PPLE4

作者:竹岡葉月
イラスト:よう太
レーベル:富士見ファンタジア文庫


ずっと古葉鳥子のターン!!な一冊でした。
生徒会長、素敵過ぎです。

前巻で奇しくも
空舟五中生徒会+SEC+青美ソロリティ(雪国サイド)
VS
青美生徒会+青美中部連(舞姫サイド)
で演劇勝負という構図になった
市のイベント、人力リバーフェスタ。

当初危ぶまれていた演技の稚拙さもほぼクリアし、
意気あがる雪国サイドでしたが・・・。

双子入れ替わりの秘密を知るXの暗躍、
非モテ集団SECの一人、大道寺のまさかの春到来?、
雪国の女装と女子の名誉、
雪国、鳥子、蜜、舞姫、芝目の複雑に交差する関係、
蝶間林典子の空回り&迷走っぷり、
鳥子と雪国&舞姫の祖母とのメールやりとり、
そしてラストの演劇。

内容盛りだくさんの密度の濃いぃ一冊でした!!
特に中盤のくだり。
あの時は『あたしの時間』だった。そうでしょう?
隠れ乙女、鳥子の独白は破壊力満点でした。

竹岡葉月作品の登場人物は皆ぶっとんでいても
人としての良識はきちんと持ち合わせているから好きです。

前の巻から続いた波乱は一区切りしたようですが、
代わりに微妙に変化したそれぞれの関係はこれからどうなっていくのか?
春に出る予定という5巻も楽しみでなりません!

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[VOCALOID]炉心融解

歌:鏡音リン
歌詞:kuma
動画:nagimiso
動画ロゴ:Sirow Miwa
幼リン服デザイン:URAHANABI
胃痛(作曲):iroha(sasaki)



絶句絶句絶句!!!
20日は素敵過ぎる曲が雨あられとニコニコ動画で発表されていたようなのですが、
個人的にはその中でも群を抜いているように思えた"作品"。
震えがきましたよ・・・っ!!

プレミアム入っておいて良かった、
ちょっと背伸びしたヘッドホン&ヘッドホンアンプ持ってて良かった、
素でそう思ってしまいました。

曲、動画、デザインその他諸々、
「金を、金を払わせてくれぇぇぇぇぇぇ!!」と叫びたくなるものが。
引き千切るような鋭く澄んだリンの調声にスタイリッシュな感じのする低音部。
視聴している間中ずっと「すげぇ!すげぇ!すげぇっ!!」と
心の中で叫び続けていました。。。

(2009/06/20追記)
題名がずっと「炉心"誘拐"」になっていました。。。ずっと気づかなかった。
作者様&「炉心誘拐」で検索してきて下さった方々、申し訳ありません。

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[小説]スクランブルウィザード2

作者:すえしばけん
イラスト:かぼちゃ
レーベル:HJ文庫


陣取り合戦的な要素をもつ異能バトル…
をダシにした教師と生徒の恋愛モノ?
現状ではかなり一方的なアピールになっていますが。

新キャラ登場・・・ヒロインが12歳という設定のせいか、
15歳なのに大人キャラに思えてしまうから
慣れって怖いです。

渋い漢どもの背中と
ヒロインの凶悪な殺し文句、
(あとついでに挿絵2枚目の「パタパタ」も!)
が素敵過ぎる第二巻。

今回も読む手が止まることなくサクサク読めてしまいました。
エピローグにはラスボス登場の予感も漂わせたりと
気になる展開を見せつつ続刊あり、のようです。

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[VOCALOID]方程式式恋愛論

歌:鏡音リン
作詞作曲:toya
アレンジ:オレジナルP



最近VOCALOID曲の感想ばかり書いている気がしますが
懲りずにまた書きます。

イントロに惚れました!
この手のリズムにはとことん弱いです。撃沈。

そこはかとなく90年代の香りがするような、
静かに切なくてドラマチックで情熱的な作品です。
何故か東京ラブストーリーとかが観たくなります。

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[VOCALOID]necrocarnival

歌:初音ミク
作詞作曲:ちゃあ



日刊VOCALOIDを何気なく視聴していて
鼻血出そうになった曲。
思わず感想を書いてしまいました。

自分が今までに聴いてきたどの曲にもなかったタイプ。
恐ろしいほどの中毒性と吸引力があるブラックホールのような
作品だと感じております。
気がついたらリピートリピート。
何かに洗脳されていってしまっているような気分になります。

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[小説]バカとテストと召喚獣5

作者:井上堅二
イラスト:葉賀ユイ
レーベル:ファミ通文庫


母親からの刺客として主人公のもとに
現れた姉。
このシリーズの登場人物が普通なわけはなく、
この姉も暴力と脅迫を織り交ぜた愛情表現で
彼の生活を脅かします。
弟相手に敬語で話ながらとても自然にえげつないことを
してくるあたりが素敵過ぎ。

平和な一人暮らしを取り戻すため、主人公は
姉から突きつけられた条件をクリアするべく
レギュラーキャラたちと力を合わせて
勉強会を開いたりすることになるのですが
それぞれのご家庭にもおバカな事情があって…。

愛も変わらずの安心クオリティなバカっぷり。
今回もこれでもかと堪能させていただきました!

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[小説]タザリア王国物語5 山獄の獅子王

作者:スズキヒサシ
イラスト:あづみ冬留
レーベル:電撃文庫


人が傷つけられたときの描写がR15くらいにエグい
ちょっと黒めのファンタジー戦記もの第五弾!!

前巻で恐怖のターミネーターの手から何とか逃れた
ジグリットはタザリア王国滅亡以来離れ離れになっていた
冬将ファン・ダルタと再会し、
更に新たな仲間も得ることに。
ジグリッドの再起を予感させる
このシリーズにしては珍しく小気味いい
上昇気流な展開を見せてくれます。

そして出番は控えめながらも一途さと理性と狂気を併せ持つ
ヤンデレ女王のリネア様は
ヘマをやらかした侍女に軽く拷問をかましつつ
ジグリッド奪還に向けて余念がありません。

一方リネア様、ファン・ダルタに続く
第三のヤンデレキャラになるかと
個人的に少しだけ期待していたナターシは
ジグリッド争奪(色んな意味で)戦からは
離脱しそうな気配。
ラストに彼女が立てたフラグは死亡フラグか生存フラグか?

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[VOCALOID]大キライ...

歌:初音ミク
作詞作曲:AETA




思わず曲に合わせて体が動いてしまう軽やかなリズムと
ちょっぴり切なげな歌詞、
中毒性のあるピコピコ音に低音部、サビのメロディ。

曲のタイトルとは逆のことを叫びたくなる素敵な一曲です。

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[小説]俺の妹がこんなに可愛いわけがない2

作者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
レーベル:電撃文庫


てっきり一巻完結かと思いきやまさかの続刊!
前巻が余りにも面白すぎただけに逆にぐだぐだに
なっていたりしないかビクビクしながら
読み始めてみたのですが・・・
・・・面白かった!!

今回も普通とか地味とかヘタレとか下僕とか
自嘲したり文句を言ったりしつつも
妹のために肉体的にも(社会的にも!)カラダをはって
戦う兄貴がカッコよかった!!

主人公と熟年夫婦のような自然さで寄り添う
田村麻奈美の存在を一服の清涼剤としつつ、
何だかんだ言いつつ真面目で頑固で素直になれない
各人物たちの関係ややり取りには
大いに悶えさせていただきました。

ある意味宿命のライバルな存在も登場し
三巻が出ることも既に確定しているらしい
このシリーズ。
目が離せません!!

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[小説]ヴァルプルギスの後悔 Fire1.

作者:上遠野浩平
イラスト:諸方剛志
レーベル:電撃文庫


これまでのブギーポップシリーズでも
なんだかんだ言いつつブギーポップよりも
出ずっぱりな霧間凪メイン?
彼女自身が主役となるエピソードと言うと
「夜明けのブギーポップ」以来。
何年ぶりでしょう・・・。

いささか非合法なことに手を染めている少年が
非日常の世界への扉を開いてしまうところから
物語は始まり、
最初は殆ど接点をもたなかったはずの登場人物たちの
行動と運命が徐々に一つのキーワードへと収束していく
流れは相変わらずお見事という他ありません。

とはいえ今はまだ新シリーズの第一巻。
このシリーズの真打ちがちらりと顔を見せる程度で
終わってしまいます。
最早記憶の彼方にいってしまいそうになっている
既刊のキャラを一生懸命思い出しつつ
続刊を待ちたいと思います。

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[小説]死神のキョウ2

作者:
イラスト:桐野霞
レーベル:一迅社文庫


「ターゲットの寿命がくるまでその命を守り続ける」という
ちょっと変わった設定の死神、キョウと
そのターゲット、笹倉恭也のツンデレラブコメ?

一巻では割と死神の設定が物語に深く関わっていたのですが
この巻ではその辺そっちのけで
キョウが恭也に焼きもちを焼く様を
ニヤニヤしながら楽しむ作品となっております。

一応終盤では次巻以降への伏線と思われる描写もあるので
その辺も楽しみにしつつ続きを待ちたいと思います。

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タグ: ライトノベル 一迅社文庫 桐野霞 死神のキョウ

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そんな奴です。

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