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[小説]"文学少女"見習いの、初戀。

作者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
レーベル:ファミ通文庫


"文学少女"シリーズ外伝!ということで
本編最終巻後、心葉が高校三年生、文芸部部長となった
時期を舞台とし、心葉目当てに文芸部に入部した
一年生、日坂菜乃を主人公に新たなエピソードが語られます。

新主人公の日坂はこれまでのシリーズにはいなかった
猪突猛進な濁りなしの直情少女。
心葉の中に天野遠子という存在があると知ってもなお
立ち上がり、更には琴吹ななせも蹴散らして
猛烈アタックをくじけずに仕掛け続けます。

後ろ向きな思考なりがちな人物が多いこのシリーズにおいて、
この真っ直ぐさは話が「解答編」に入り、ドロドロした真実が
語られる中でも如何なく発揮され、
天野遠子の明るさとはまた違った清涼感を
物語世界にもたらしてくれているように思えます。

今回は"文学少女"(見習い)の方が後輩ということで
本編と役割が基本的には逆。
心葉が先輩として日坂を引っ張っていく形になるのですが、
時には立ち位置を交換することもあり、
何だかんだ言いつつもいいコンビになりそうな予感を感じさせてくれる
二人三脚ぶりでした。
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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ファミ通文庫 "文学少女" 野村美月 竹岡美穂

[小説]血吸村へようこそ

作者:阿智太郎
イラスト:あらきかなお
レーベル:電撃文庫


格安の家賃と各種補助に惹かれて山奥の村へと引っ越してきた
主人公親子。
しかしそこは村人全員が吸血鬼の村だった!?
いきなり主人公が吸血鬼にされそうになるところから
物語は始まります。

「ライトノベル!」な感じのとても読みやすい作品です。
主人公の高村直樹は主役の法則通り
引越し前までは全くモテなかったくせに
村では5人の女の子と仲良くなります。
しかし女の子たちの目的は「高村直樹に血を吸わせてもらうこと」。
ラブコメ的ニヤニヤな展開に「捕食される危険性+(諸事情により)脱出不可」
という要素が混じっているところがちょっとだけ新鮮!?

後半を読む限りではメインの女の子たちの
吸血鬼ならではの悩みを成り行き上、主人公が解決していく展開が
しばらく続きそうな雰囲気です。
続きも楽しみ。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 阿智太郎 あらきかなお 血吸村へようこそ

[CD]brilliant world

歌:Ceui霜月はるか結城アイラゆかな
作詞:Ceui霜月はるか畑亜貴
作曲:小高光太郎、Ceuimyu、伊藤真澄、末廣健一郎
編曲:小高光太郎、myu末廣健一郎、安瀬聖
レーベル:Lantis


TVアニメ「テイルズ オブ ジ アビス」イメージソングアルバム。
全10曲。
原作のゲームもTVアニメも観ていないのですが、
参加アーティストに惹かれて手に入れてしまいました。

Amazonのレビュー評価はあまり良くなかったのですが、
原作のイメージがどうこうということを考えなければ
(特に参加アーティストのファンなら)十分以上に素敵なアルバムだと思います。
ただ、全体的にゲームやアニメの挿入歌orED系な雰囲気の曲が
多いので、華やかor派手or熱いor可愛い曲を期待すると肩すかしになるかも。

・Tr.1 brilliant world
ちょっと民俗音楽調なイントロが特徴な王道ファンタジーっぽい曲。
brilliantという表題通り、地平線からのぼる太陽の光を連想させられました。

・Tr.2 Flourish performed by kukui
RPGのダンジョン(属性は水or闇な感じ)ぽい出だしから始まる曲。
バックのピアノが心地いいです。

・Tr.4 永久の雪と咎
動くものは何もない、神秘的な雪原をイメージさせられる曲。
合間に入る弦楽器(?)の音が素敵。

・Tr.5 孤高の迷宮
当時を知る者はもういない、
だけどよく見るとあちこちにかつて人が生活していたと思われる跡がある、
そんな遺跡をイメージさせられる曲。

・Tr.7 カリス
かつて神々が降りていた神殿をイメージさせられる曲。
RPGだったら物語の鍵を握るアイテムや最強系の武器とかが眠っていそうな。
Ceuiさんの歌声がとてもよくはまっている荘厳な歌です。

・Tr.8 Juramento
バックで細かく刻まれるリズムが気持ちいい曲。
EDというか、真ED。グランドフィナーレ、といった方がより近いイメージです。
結城アイラ畑亜貴末廣健一郎の組み合わせは
自分の中でかなりガチなトリオになりつつあります。

・Tr.9 風紡ぎのアリア
このアルバムで唯一登場人物の中の人が歌う曲。
強く美しくどこか儚い、そんな女性のイメージ。
おそらく中の人が演じるティアもそういうキャラなのでしょう。

・Tr.10 Passage
何やら怪しげで不安定なイントロと
何となく主人公をイメージした歌なのかな?と思える
成長途中の少年のような歌詞、
そして高台にある公園から大都市の夜景でも見てみたくなるような
しっとり+カッコいい感じのメロディー。
ガチなようでアンバランスでもありそうなところが
魅力的な楽曲です。

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タグ: kukui myu 霜月はるか ゆかな テイルズオブジアビス 結城アイラ Ceui 畑亜貴 末廣健一郎

[小説]ほうかご百物語4

作者:峰守ひろかず
イラスト:京極しん
レーベル:電撃文庫


何故か校内の妖怪対処担当となっている美術部(+一部生徒会)の面々が
織り成すどこかのん気な物語第四弾。

学園ものの定番イベントの一つ、バレンタインデー前後の時期を
中心にいつも通りに妖怪絡みのちょっとした事件が発生していきます。

巻が進んでもこの安定感、というか安心感は相変わらず。
少しだけ、主人公の白塚真一とヒロインのイタチさん
(ついでに副生徒会長と天狗)の関係に目に見える進展がありますが
雰囲気はそのまんまです。

ヒロインのイタチさんが好きすぎるあまりしばしばアッチの世界へいってしまう
主人公や重度の妖怪マニアなどがいますが
登場人物は皆いい意味で「普通」。
一般常識とか越えてはいけない一線はわきまえていそうというか。
「現実にはこんな奴いねーよ」という点については
他のライトノベルキャラと同様だとは思うのですが
それでもどこか自然な温かみを感じさせてくれるものがある気がします。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 峰守ひろかず 京極しん ほうかご百物語

[小説]終戦のローレライIV

作者:福井晴敏
レーベル:講談社文庫


東京を標的とした第三の原爆投下を阻止するため、
潜水艦・伊507は最後の戦いへ進んで行きます。

待ち受けるのは新式の潜水艦探知法と
20をこえる戦艦、駆逐艦に加えて
情報部と将官以上しか詳細を知らされていない
影の潜水艦部隊を擁する米軍の大艦隊。

圧倒的な戦力差の中、
伊507はあらゆる奇策を用いて切り抜けていきます。

怒涛のような戦闘の連続のあとに、
スローモーションのようにやってくる
それまでに紡がれた絆の総決算とも言える最後の一連の場面は
カタルシスという言葉だけでは語りきれない感慨深さがありました。

理想のために日本を破壊しようとした者、
それを追う者、
伊507に残った者、未来を託された者、逃げた者、
それぞれにそれぞれの結末が訪れ、
日本は「終戦」を向かえ、戦後と呼ばれる未来が始まります。


"大作"と呼ばれるのにふさわしい読み応えの作品でした。

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タグ: 終戦のローレライ 福井晴敏 講談社文庫

[小説]メグとセロンIV エアコ村連続殺人事件

作者:時雨沢恵一
イラスト:黒星紅白
レーベル:電撃文庫


合宿!ということで部長のジェニーの親がもつ別荘へとやって来た
レギュラーメンバーの6人。
その先で殺人事件らしきものにまきこまれて・・・というお話。

これまでと同様に推理小説風に展開・・・かと思いきや
唐突に結末へと直行します。
この急角度で落ちるフォークボールのようなノリが大好きです。

髪をおろしたメグにハートをブチ抜かれたセロンのリアクション、
ボディガードのカーツを始めとしたサブキャラたちなどの
脇を固める要素も素敵。

ぶった斬るときは容赦ないのにどこかのん気な
このシリーズのノリはほんと好みです!

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[小説]世界平和は一家団欒のあとに7 ラナウェイキャット

作者:橋本和也
イラスト:さめだ小判
レーベル:電撃文庫


1巻以降、殆ど出番がなく、短編集の6巻でさえ登場機会がなかった
星弓家の末っ子、刻人がついにメインに!
いやはや、モテまくる上に男どもからも一目おかれている、
という設定もなるほどと頷ける
力強く優しくタフな漢っぷりを見せてくれました。

真相を知っていても世界の危機でも兄が敵として立ちふさがっても
全くぶれることのないその筋が通った様はかなり熱いものがあります。

それを真っ向から受け止める兄である軋人も
主人公の名に恥じない兄っぷりでした。
(モテモテな弟に嫉妬するところも含めて!)

あとメインで語られていないのは最強な次女・七美と
ヒロイン(のはず)香奈子。
彼女らが中心となるエピソードも待ち遠しいです。

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[VOCALOID 歌ってみた]ありがとうを伝えたい(by ヲタみん)

歌:ヲタみん(原曲:初音ミク)
作詞作曲:natsu



RPGや映画のエンディングとかで流したら
かなり破壊力が高そうな歌。

派手さはないかもしれませんけど、しっとり聴き入ってしまう
澄んだ伸びのある歌声が素敵です。

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ジャンル: 音楽

タグ: ヲタみん ありがとうを伝えたい 歌ってみた natsu

[小説]俺の妹がこんなに可愛いわけがない3

作者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
レーベル:電撃文庫


既に4巻が出ることも確定しているらしい
シリーズ第三巻。

後半の前振りとなる第1章、
「俺」こと高坂京介とその幼馴染・田村麻奈実の
熟年夫婦っぷりが語られる第2章。
第1章の話が発展していく第3章と
そこから急展開→解決→雨降って地固まるな第4章。

構成は2巻と同じような形ですが、3巻では妹・高坂桐乃、というよりは
黒猫、と称する桐乃の友人と京介の距離が近づくエピソードでした。

シリーズ恒例となりつつある京介の体を張った魂の叫びや
その前後の登場人物たちのやり取りは
小説家を目指す人にとっては避けては通れない要素が
やはりまじっているのでしょうか。

エピローグでは今までとは別の方向に桐乃の衝撃発言が飛び出し、
今後の展開がかなり気になるところで終了。
第4巻が待ち遠しいところですが、あとがきを読む限りでは
4巻は短編集になりそうな気配。
じらしてくれます。

テーマ: 感想
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[小説]とある飛空士への恋歌

作者:犬村小六
イラスト:森沢晴行
レーベル:ガガガ文庫


まさか続編が出るとは思わなかった!!
な「飛空士」シリーズの二作目。

どこまで続いているのかわからないほど長大な「滝」に
二分されている世界だけを共有し、
新たな国、新たな登場人物で物語は幕を開けます。

「空の果てを見つける」という世界規模のプロジェクト。
空飛ぶ島・イスラに乗ることになった人々の多くは
世界初の試みに希望を抱いていましたが、
このプロジェクトには革命の遺物となった人物たちを
体よく追い払う一面も持ち合わせていました。

これはきれいに飾り立てられた追放劇だ

主人公である飛空士見習い・カルエルは
そのイスラの上で
幼い頃より憎しみを抱き続けた一人の少女を見つけ、
心臓がどきどき、わくわくする一人の少女と出会います。

完結していない分、前作ほどの感動はまだありませんが、
過去にあった革命とその関係者、政治的思惑、
心に深い負の感情を持ち、前作主人公より未熟だけど、
そこを克服して次第に成長していく主人公
報われない幼馴染キャラ、
そして予感させられる主人公の葛藤。

といった前作にはなかった要素がいくつかあり、
これから先の展開に目が放せません!!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ガガガ文庫 とある飛空士への追憶 犬村小六 森沢晴行 とある飛空士への恋歌

[VOCALOID]ロミオとシンデレラ

歌:初音ミク
作詞作曲:dorico



オケがカッコよすぎて鼻血ふきそうになりました。

童話ごった煮な歌詞と共に
出だしから最後まで駆け抜け続けて盛り上がり続ける!
ストライクゾーンのど真ん中にきた爽快な一曲!!

テーマ: お気に入り&好きな音楽
ジャンル: 音楽

タグ: 初音ミク dorico ロミオとシンデレラ

[小説]とらドラ10!

作者:竹宮ゆゆこ
イラスト:ヤス
レーベル:電撃文庫


===================================================

「竜児だね。本物の竜児。大好きな、私の竜児」

===================================================

大河さん・・・すっかり別人になっちゃって・・・!
な最終巻。
告白すっ飛ばしてプロポーズまで突き抜けてしまうところが
この作品らしいです。
そしてどれだけ突き抜けても「大人」「世間」というものの
存在を忘れていないところも。

一巻の頃の竜児&大河と比べるともう、
「二人とも大人になって・・・いないかもしれない!」
と涙がちょちょぎれてくること確実でございます。

なんにせよ、9巻ラストの物悲しい展開から見事に
復活→大団円となってよかったよかった!


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ジャンル: 小説・文学

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[小説]終戦のローレライIII

作者:福井晴敏
レーベル:講談社文庫


米潜水艦2杯の挟撃を切り抜けた潜水艦「伊507」は
その目的地である、米軍からも日本軍からも忘れられた孤島へ。

そこで待ち受けていた浅倉大佐の指令。
腹に一物抱えた冷酷な将校・土谷。
地獄の釜を開けるしかなかった掌砲長・田口らの過去。
そこから生まれた因縁と浅倉がたどりついた答え。
米軍との"契約"。
徐々に漂い始めるキナ臭い空気の中、
事態は次第に思わぬ方向へと進んでいきます。

一方、日本ではついに原爆が投下。
それまでの兵器とは一線を画す大量破壊兵器の
あり得ない威力。
何の手も打てずにただ結論の出ない議論と隠蔽に
明け暮れる日本首脳部。
そして明らかになっていく「あるべき終戦の形」の真の姿。

最後まで活躍し続けてもおかしくなかった
重要人物が次々と倒れていく中、
艦長の絹見、元ナチス親衛隊のフリッツ、その妹パウラ、
新米工作兵の折笠ら伊507の乗組員たちは
戦う本当の意味と目的を見出していきます。

起承転結の「転」にふさわしい第三巻。
結末に向かって、物語は再加速していきます・・・!

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ジャンル: 小説・文学

タグ: 終戦のローレライ 福井晴敏

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Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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