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SF (15)
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[小説]花散らしの雨

作者:高田郁
レーベル:ハルキ文庫


今回も面白かった!

新しい店。新しい仲間。新しい常連。新しい友(?)。
困難を乗り越えるたびに少しずつ広がっていく環が、
読んでいて心地良いです。

しかし、澪が最も会いたい二人には殆ど接する機会も
ないまま季節は移り変わっていきます。

澪の切ない心情描写と
店主・種市の美味い料理へのリアクションのギャップが
素敵なシリーズ第二弾。
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タグ: 高田郁 ハルキ文庫 みをつくし料理帖

[小説]僕は友達が少ない 番外編 アライブ

作者:平坂読
イラスト:ブリキ
レーベル:MF文庫J


月刊コミック「アライブ」9月号に付属する小冊子掲載の短編です。
「文庫本収録予定なし」という作者のTwitterでのつぶやきに釣られて
雑誌を購入しました。

読んでみてまず思ったこと。
「成程。これは確かに文庫本には載せられないかもしれない。」

火でもおこせそうな勢いでゴマをすりまくる物語です。
固有名詞をいじれば怪しげな扇動文章になりそうなほど。
勿論、明らかに狙ってやっていると思われますが、
その擦りっぷりからオチに至るまで残念過ぎて笑いがとまりません!

どんなことでも突き抜けると芸になる。
ある意味このシリーズにふさわしい番外編でした。

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タグ: ライトノベル MF文庫J 平坂読 ブリキ 僕は友達が少ない 番外編

[小説]僕は友達が少ない4

作者:平坂読
イラスト:ブリキ
レーベル:MF文庫J


かつてライトノベルにおいて、
ここまで主人公をドン引きさせた美少女キャラがいたでしょうか?
いや、いない!!

残念とかもう、そういう領域を飛び出す勢いで
変態な趣味を見せつける柏崎星奈の存在感が
凄まじい巻でした。

他のレギュラー、新キャラも順調に残念ぶりを加速させていく中、
前の巻で強烈な引きを見せた夜空だけは
何やらラブコメのヒロインのような言動を振りまいております。
このまま彼女は愛に生きるリア充予備軍と化してしまうのか!?

またまた爆弾発言が飛び出たラストも含め、
次巻の展開も楽しみです。

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[小説]マリシャスクレーム

作者:範乃秋晴
レーベル:メディアワークス文庫


前半の引きの強さが凄まじい作品でした。

超悪質クレーマーとの言葉のみによる息詰まる攻防、
それとは対照的な奇人変人揃いだけど妙に和やかなチーム内のやり取り。
不器用過ぎて滑稽さすら漂う主人公・榊原の人柄。
何故かハーレムを形成しつつある主人公を取り巻く人間模様。
どれをとってもツボを突かれまくりでした。

なのに何故か一番盛り上がるはずの終盤で
どういうわけか少しだけ冷めてしまった自分がいます。
主人公や周囲の人物の心境の変化にいまいちついていけなかったといいますか。
個人的には主人公にはもう少し謎の多い、
底が見えない男であってほしかった・・・です。

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[小説]胡蝶の夢(二)

作者:司馬遼太郎
レーベル:新潮文庫


幕末。蘭学という学問に深く関わった男たちの
物語の第二巻。

医師、松本良順はオランダから医学指導のために
来日したポンペと共に長崎の郊外に
純西洋風の病院を建てます。
何もかもが身分制度でガチガチに
縛られた当時において、貧民でも誰でも
時には無報酬で診療するその姿勢は
鮮烈だったようです。

背表紙の概要より、
--- ひろく庶民に門戸をひらいた
--- この病院は、錐でもみ込むように
--- 西欧の平等思想を浸透させてゆく。

この様子が描かれるシーンがこの巻の
最大の見所だと思います。

他の司馬作品でも多く見られる他の話題への
脱線が胡蝶の夢においては特に顕著なため、
話を早く進めてくれと、少しイライラも
してしまうかもしれませんが、
天才異児、伊之助をめぐる、良順とその知人の
関寛斎のやり取りなど、ホロリとくる場面も
随所に盛り込まれています。

攘夷騒ぎが大流行し、蘭学者たちの
身辺にも危険が迫る時勢へと突き進む中、
三巻はどのように展開していくのか楽しみです。

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[小説]電波女と青春男5

作者:入間人間
イラスト:ブリキ
レーベル:電撃文庫


客観的に見て主人公は結構なリア充なんですが
大供さんとお年寄り集団のおかげか
あんまりリア充に見えなくなってるから不思議。

四巻での短編集で登場人物も登場して
賑やかに、和気あいあいと、
時々さや当ても交えて、
青春イベントの中でも屈指の地位を誇る
泊りがけの海水浴が繰り広げられます。

ガンガン攻めるものの空回り気味なリュウシさん。
いつも一歩引いてしまって中々前へ進めない前川さん。
母親離れはまだまだ先の様子なエリオ。
相変わらず少しだけ残念なヒロインたちですが、
注目は中盤での意味深な宣言。

もしかして次巻からタイトルは
「青春女と青春男」になるのでしょうか!?

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タグ: ライトノベル 電撃文庫 入間人間 ブリキ 電波女と青春男

[小説]世界平和は一家団欒のあとに10

作者:橋本和也
イラスト:さめだ小判
レーベル:電撃文庫


素敵な最終回でした!

世界の平和を守る一家の長男、軋人が物語の最後に戦う相手が
「別に世界の敵ってわけでもない奴」なところが
この作品の姿勢を象徴していたように思えます。

ラスボスの存在はもう少し伏線が欲しかったような
気がしなくもないのですが、
多少クサいけど嫌みなく放射される家族愛は
それを補って余りあるものだったように思えます。

守りたいのは小さな世界。
最後までブレない作品でした。

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[小説]隙間女(幅広)

作者:丸山英人
イラスト:ミヤスリサ
レーベル:電撃文庫


何やらクスリとさせられる短編集。
何とも迫力のない(ほめ言葉)妖怪や
その周辺人物が何ともいい味を出しております。

お気に入りはやはり表題作の「隙間女(幅広)」と
そのアフターストーリーな「隙間女(飽和)」。
主人公の残念すぎるフェチっぷりと
どうでもいい部分にばかり妖怪としての矜持を見せる
隙間女・針美のやり取りが猛烈な脱力感を醸し出しています。

他のお話も概ね近い路線。
残念すぎる。でも幸せそう。ならば良し!
最終的にはそこに落ち着きます。

和める短編集です!

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[小説]ふたりの距離の概算

作者:米澤穂信
レーベル:角川書店


面白かった!!
千反田の誤解に真の「天然」を見た気がします。

そんな千反田のために今回も謎解きをする折木君。
千反田が困ったり悩んだりしていることに関しては
なんだかんだ言って省エネ主義を実質的に返上する
彼の行動パターンは何度読んでもニヤニヤしてしまいます。
成り行き上できてしまった「二人だけの秘密」に更にニヤニヤ加速。

そんな青春模様の一方で次第に明らかになる歪なもう一つの
「ふたりの距離」。傍から見れば何とも視野の狭い話ではありますが、
当事者にしてみればそれはとても切実で大切で重たいこと。
こっちはこっちでまた別の形の青春模様でした。
古典部員どうしの距離感とは対称的です。

折木たちもこのエピソードでついに高校二年生に。
少しずつではありますが、その関係や考え方も変化が見られます。
できればそんな彼らが卒業するまで、欲を言えばその先も
追いかけ続けていきたいです。

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[小説]彼女はつっこまれるのが好き!

作者:サイトーマサト
イラスト:魚
レーベル:電撃文庫


ツッコミが物語のキーの一つになっているのに
主人公のツッコミは正直微妙・・・と思いつつも
気が付いたら読み終わっている自分がいました。

タイトルははっちゃけてるけど登場人物は皆意外と
常識人でした。

ラノベ的にはそれってどうなの?と思いつつも
これはこれでアリかもと思ってしまいました。

どこかで聞いたことのある設定な気がするのに
何やら新鮮でもありました。

なんだ・・・この感覚は!?

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[小説]なれる!SE 2週間でわかる?SE入門

作者:夏海公司
イラスト:Ixy
レーベル:電撃文庫


「ping」コマンドが通った瞬間の主人公に涙。
わかります。その気持ち、超わかります。

なかなか就職が決まらず焦りばかりが積もる中、
主人公・桜坂工兵は何の因果かとある零細システム開発会社に
飛びつくことに。
しかし、その会社の実態は絵に描いたようなブラック企業。
年齢不肖なチビッコ上司の下で、彼の受難の日々が始まります。

現実にこんな企業があったらブラックなんてもんではないと思いますが、
それでも何だか楽しそうな雰囲気もどこかに感じられるのは
ラノベゆえでしょうか。
工兵が様々な修羅場を潜り抜け、ボコボコにされつつも
徐々に上司である立華に認められていく過程は
自分も同業者なだけに実に羨ましく思えました。
というか、この主人公、リアルにいたらかなり「できる人」に
分類されそうな気がします。

良い体育会系お仕事物語でした。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 夏海公司 Ixy なれる!SE

[小説]八朔の雪 みをつくし料理帖

作者:高田郁
レーベル:ハルキ文庫


面白かった!

読み始めは幸薄目な少女が細腕で頑張る話、
といった印象でいかにもな人情もののように思えましたが、
最初の章「ぴりから鰹田麩」の終盤あたりから
いつの間にやら物語の世界に惹きこまれている自分がいました。

ときに厳しく、ときに体を張って澪を助けてくれる
身近な人々とのやり取りに和み、
打たれても打たれてもその度に一工夫を加えて
不死鳥のごとく立ち上がる澪の姿に少年漫画的熱さを感じ、
わかりやすい悪役っぷりを見せるライバル店との勝負に
お茶の間時代劇な安心感を得、
さりげなく澪に助言を与えてくれる謎に包まれた侍、小松原の正体や
消息不明となっていた親友との意外な形での邂逅に
これからの展開への期待を膨らまされる。

大河ドラマ風な壮大さはありませんが、
実に実に味のある作品でした。

読み終わった後は「粋だねぇ」と江戸なまりが
口から飛び出ること請け合いです。

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[CD]light

茶太:vocal,chorus,lyric
ミウラハルミ(iyuna):keyboards,programming,music
イワサキヨシヒロ(iyuna):guitar
レーベル:my sound life


iyuna+茶太のユニット「my sound life」の2010春M3新譜です。
表題曲の「light」、カップリングの「candy drop」、
そのアレンジ、カラオケ版、インスト版の計8曲。

my sound life」と聞いてファンがイメージする通りの
楽曲な感じで安心して楽しめます。

Tr.1「light」
iyuna節全開な印象です。
視界が次第に空に向かって広がっていくような。

Tr.2「candy drop」
こちらはラブコメアニメのOPのような
可愛らしく、コミカルなイメージ。
メインヒロイン紹介が今にも
目の前に流れてきそうです。

テーマ: お気に入り&好きな音楽
ジャンル: 音楽

タグ: 茶太 iyuna my_sound_life 同人作品 M3

[小説]羽月莉音の帝国2

作者:至道流星
イラスト:二ノ膳
レーベル:ガガガ文庫


「わたしたちの国を作る!」

そんなどこまで本気かわからない途方もない目標を掲げる
唯我独尊少女、羽月莉音。
彼女に半ば強引に巻きこまれてしまった「革命部」の面々は
一つの会社をたちあげ、でかい新事業で一つの勝負をかけていきます。

一巻では向かうところ敵なしだった革命部でしたが、
その覇道についに待ったが。
前巻のように驚きの灰色手法で乗り切っていくかに思えましたが
相手は更に何枚も上をいきます。
主人公の巳継がラストに放ったブリザード発言も合わせて
次巻でどうこの状況を回収していくのか、楽しみです。

気になるのは二巻になっても明確な行動理由と作戦をもって
動いているのが莉音だけという点。
主人公の巳継は着実に社長として場馴れはしているものの
基本的には莉音の言いなり。
他のメンバー、泉堂柚も同様。
折原沙織は巳継が行くとこならどこまでも。
春日恒太は一皮むける気配を見せてはいるものの現状では空気。

次巻からは莉音以外ももう少し彼らなりの「動く理由」を
見せてくれたらと思います。

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koyak

Author:koyak

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得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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