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[小説]生贄のジレンマ(下)

作者:土橋真二郎
レーベル:メディアワークス文庫


これまでに読んだ土橋真二郎作品の中では一番のお気に入り!
になりそうです。

「友達」という良心の鎖が外され
互いに命と心の削り合う様相を呈してきたデスゲーム。

淡々と脱落者を出し続けながらもゲームは最終局面を迎えます。

主要人物がそれぞれ最後にとった行動がどれもこれも
人間くさくて、ただただ哀しかったです。

手を汚したものだけが参加を許されるセカンドステージ。
ボタンを押すことしか許されないコミュニケーション。
北校舎最上階で行われる静かな「ラストバトル」。
生贄の穴の本当の意味。

その中で彼ら彼女らは自分たちなりの「本当のこと」に
気づいていきます。

大満足な一冊でした。
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ジャンル: 小説・文学

タグ: メディアワークス文庫 土橋真二郎 生贄のジレンマ

[小説]扉の外III

作者:土橋真二郎
イラスト:白身魚
レーベル:電撃文庫


シリーズ完結巻…なのですが、全然完結していません!
今度の主人公は美人で頭も切れるけど
人の気持ちというものをあまり考ない女の子、中山美鈴。

一巻のゲームに敗北し、
二巻で登場したフロアへの隠し通路にも気づくことがなかった
二組の生徒たちに提示されたのは
「クリスタルラビリンス」というオンラインゲーム。

ゲームを進めるうちに美鈴たちは他のクラスの存在、
そして「外部」からの介入者の存在に気付いていきます。
同時に文字通りの"ゲーム中毒"が参加者の中で進行していき…。

コミュニケーションツールとしての「弾丸」と「言葉」。
その重みが逆転していく「現実」と「仮想」。
どこかおかしいと感じつつも、益々深みへとはまっていく
美鈴たちを、最悪の結末がお出迎えします。

救いが殆どない上に盛大にぼかされた結末。
いつか短編なりなんなりで補完してほしいと
かなわぬ願いを抱いてしまう作品でした。

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タグ: ライトノベル 電撃文庫 土橋真二郎 白身魚 扉の外

[小説]GJ部4

作者:新木伸
イラスト:あるや
レーベル:ガガガ文庫


安心の「ゆるふわ感」!なシリーズ四冊目。

文化祭は思い切りスルーしても、
クリスマスやバレンタインデーは外しません。
基本的には主要人物5人で完結するイベントに関しては
網羅していく感じなのかと想像してみたり。

収録されているショートストーリー36話の中で
ツボだったのは「僕←→俺」から始まる一連の「オレオレ」シリーズ。
デフォルトの一人称が「僕」な主人公・京夜に
自分のことを「俺」と言わせてキャーキャー言って
はしゃぐ女性陣の様子が可愛らしすぎて
しばらく悶え苦しんでしまいました。

今回の季節は冬。
劇中の時間も春夏秋冬と一巡りしています。
次巻は新入生の新キャラ登場、となるのでしょうか!?

ゆるりと待っていようと思います。

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タグ: ライトノベル ガガガ文庫 新木伸 あるや GJ部

[小説]扉の外II

作者:土橋真二郎
イラスト:白身魚
レーベル:電撃文庫


修学旅行中のはずが、目が覚めるとそこは謎の閉鎖空間。
戸惑う主人公たちに提示される「ゲーム」。
積もりゆく疑心と疲労と諦め。

そんな前巻からの構図を引き継いで展開するシリーズ二冊目です。

主要人物は「天使」とアダ名される蒼井と
「女神」とアダ名される正樹、
主人公の親友ぽいポジションから弱いヘタレポジションへと
転落してしまった氷室の他は入れ替え。
愛に生きる腹黒メガネ男子な高橋という少年が
このエピソードの主人公です。

基本的には「クラス内」と「盤上のゲーム」上でしか
他者との駆け引きがなかった一冊目と違い、
新しいエリア、新しいゲームではより直接的なやり取りを
要求されるようになります。
建前や演技では隠しきれないほどの、疑心暗鬼渦巻く中で
展開されるドラマは悪趣味さを全力で加速させています。

脱出の見込みも生徒たちを隔離している何者かも
全く見えてこないまま、ドス黒いゲームはまだ続く!?

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タグ: ライトノベル 電撃文庫 土橋真二郎 白身魚 扉の外

[小説]扉の外

作者:土橋真二郎
イラスト:白身魚
レーベル:電撃文庫


目が覚めると、そこは閉鎖空間。
「ソフィア」と名乗る存在から提示される資源とルール。
周囲には二年四組のクラスメートたちの姿が。

土橋真二郎先生お得意(?)の悪意あふれる
密室ゲームの開始です。

腕輪を外した者と外さなかった者。
男子と女子。
同じクラスと違うクラス。
勝者と敗者。
秘密を知る者と知らない者。

いくつものコミュニティが蠢く中、
早々に輪を外れる羽目になった主人公・千葉紀之がとる行動は!?

主人公さんが女性関係的に恵まれ過ぎなように思えますが、
面白かった!です。
しかし何も解決していないエンディングは
賛否両論が出そうな気配。

次巻で何らかの進展はあるのか!?

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[小説]サクラダリセット4

作者:河野裕
イラスト:椎名優
レーベル:角川スニーカー文庫


主人公が出なくてもヒロインが出なくても
舞台がサクラダでなくてもやっぱり相変わらずの雰囲気を
醸しだしている第四冊目。

「ホワイトパズル」の淡い恋物語にキュンキュンきました。
「ある日の春埼さん~お見舞い編~」にもキュンキュンきました。

なにげにラブ満載。
他の短編も含めて今までになく少女漫画展開な一冊です。

初登場なキャラも何人かおり、これからの本編に
どう関わっていくのか楽しみでございます。

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[小説]さくら荘のペットな彼女4

作者:鴨志田一
イラスト:溝口ケージ
レーベル:電撃文庫


夢と才能と恋に挟まれてもがき続ける
登場人物たちが素敵な青春物語第四弾!

文化祭にクリスマスと青春ポイントMAXな
イベントが続きます。

ヒロインのましろが今までになく女の子。
もう主人公は三巻のラストみたいにまた抱きしめちゃえYO!!
と叫びたくなりました。

どう考えてもこの作品はましろエンド以外にあり得ない気が。
それだけにクリスマスでの七海の喜び具合が辛かった。。。

意外と進展がなかった三年生たちのクライマックスは
次巻に持ち越し…のようです。

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[小説]アクセル・ワールド5 浄火の神子

作者:河原礫
イラスト:HIMA
レーベル:電撃文庫


「加速世界」と呼ばれる特殊なMMORPGの世界と
現実生活を行き来しながら展開するファンタジー(?)第六弾。

呪いの外装『災禍の鎧』に浸食されてしまった
ハルユキが操るシルバー・クロウ。
その完全解除ができなければ、事実上の加速世界追放。

最高意思決定機関の「七王会議」での可決内容を告げられた
ハルユキたちは災禍の鎧解除のための作戦を進めていきますが
ラスト、事態は思わぬ方向へ!?

この巻での敵キャラはこれまでと違い完全に「ゲーム上のみの存在」。
そのせいか、どんなにチートじみた強さをもっていても
人間相手のときのような重さと緊迫感は感じられませんでした。
ある意味安心して読んでいられたエピソード。

誰も足を踏み入れたことのないエリア『帝城』とは!?
タクムはこのままヤムチャじみたキャラになってしまうのか!?

次巻も楽しみです。

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[小説]死なない生徒殺人事件 識別組子とさまよえる不死

作者:野崎まど
表紙絵:hakus
レーベル:メディアワークス文庫


この作者様が書き出す掴みどころのない
奇人変人揃いな少女たちが、大好きです。

幼稚園から高校まで、2500人もの女学生が通う
私立藤凰学院。
そんな学校に転任してきた生物教師・伊藤。

女子生徒達に振り回されながらもせっせと毎日の業務をこなす
彼の前に現れたのは、かなり昔から言い伝えられている
「永遠の命をもつ生徒」識別組子でした。

識別組子の正体、殺人事件の真犯人。
同僚教師たちの秘密。「永遠の命」とは?
そこには何ともおぞましい答えが待ち受けているわけですが
それを気持ち悪いとはあまり感じさせない
演出や台詞まわしが非常に魅力的でした。

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[小説]煉獄姫

作者:藤原祐
イラスト:kaya8
レーベル:電撃文庫


産業革命後の英国…をモデルにしたと思われる
ダークファンタジー。

産業革命と共に発生した公害とそれによって得られる恩恵が
ごく自然な形で「煉気」「煉術」と呼ばれる超常現象、能力の源として
変換されているところが悪趣味かつ新鮮です。

最強とも言える煉術使いなヒロイン、
煉気に対して絶対の耐性をもつ主人公の少年騎士。

いいコンビでもあり文字通りの「矛盾」でもある二人が
行き着く先は煉獄がはたまた!?

ラストにはこれまた悪趣味な敵役も登場し、
第二幕が楽しみでなりません!

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[小説]空色パンデミック Short Stories

作者:本田誠
イラスト:
レーベル:ファミ通文庫


「発作」が始まると中二病な痛々しい空想の世界に浸りこみ
痛々しい言動をとってしまう色々な意味で厄介な病気「空想病」。

その空想病患者である穂高結衣と、その空想病の発作に
振り回される主人公の仲西景らのドタバタ劇な短編集です。

現実にいたらハタ迷惑極まりないであろう空想病の騒ぎの数々。
けれどそんなトラブルをどこか楽しんで切り抜けている
登場人物たちが素敵です。

この巻で特に輝いていたのは仲西景の友人である森崎進一。
意外とオタク知識が豊富だったり
意外とアニメとかに情熱的だったり
意外と演技派だったり
意外と機転がきいていたりと主人公以上の大活躍!

短編集らしくテンポの良いバカ騒ぎが楽しい一冊でした。

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タグ: ライトノベル 本田誠 空色パンデミック ファミ通文庫

[ドラマ]坂の上の雲 第6回「日英同盟」

原作:司馬遼太郎坂の上の雲
放映:NHK
出演:本木雅弘、阿部寛、香川照之他


待ち焦がれてましたーーーーーーっ!!
長いようで短い一年間でございました。

タイトルは「日英同盟」でしたがメインはどちらかというと
広瀬と広瀬の駐在先のご令嬢アリアズナとの
交流と別れのエピソードが中心だったように思えます。

『運命がそれを許すならば』

別れのシーンでの台詞。
「再会なんて絶対無理!」と現実的につっぱねるのではなく。
「きっとまた会えるよ」と薄っぺらい楽観論を垂れ流すのでもなく。
広瀬さん、マジ格好いいです。

一方日本。
正岡子規は死期が近づき鬼気迫る状態になっています。
「龍馬伝」の殺しても死ななそうな弥太郎とのギャップで
余計に痛々しい。。。

次回のタイトルは「子規、逝く」。
その次が「日露開戦」であることを考えると
そろそろ児玉、乃木の登場でしょうか。

日露戦争開戦まで劇中ではあと二年。
情勢が緊迫してまいりました…!!
来週も楽しみです。

テーマ: 坂の上の雲
ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: 坂の上の雲 司馬遼太郎

[小説]黒いユニコーン 機動戦士ガンダムUC7

作者:福井晴敏
レーベル:角川文庫


地上と宇宙の狭間で繰り広げられる救出劇!!


まさかのアッシマー後継機。
まさかのザク、ドム再登場。
まさかの初代、Zのあの人たちの姿が。

更にはブライトさんが渋い役どころをもっていったり
「伊達じゃない……!」の台詞が飛び出したりと
ファンサービス満開な一冊でした。

UCメインの人物たちも負けてはいません。
ジンネマンとマリーダ。
バナージとオードリー。
二つの輝く絆をまじまじと見せつけられました。


最後に舞台は大気圏を突き抜けて宇宙へ。
いよいよ物語も終盤に差し掛かってきました。

フラレ男×2の逆襲があるのか気になるところ。
ここ数巻影が薄かったフルフロンタルも何かやらかしてくれるはず。

続きが、楽しみです!!

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ジャンル: 小説・文学

タグ: 福井晴敏 角川文庫 機動戦士ガンダムUC

[小説]パパのいうことを聞きなさい!5

作者:松智洋
イラスト:なかじまゆか
レーベル:集英社スーパーダッシュ文庫


主人公・瀬川祐太がひょんなことから引き取ることになった
三姉妹のうち、三女で幼女、ひながメインのエピソード。

学校の用事、試験、バイト、etc etc。。。

ご近所や親戚の協力も得つつ何とか
生活し続けている祐太たち"一家"ですが、
どうしても時間が合わない状態が続きます。

そんな中、両親が行方不明になっていることも
まだ理解できていない僅か三歳のひなは
次第に寂しさを募らせていきます。


家族ドラマらしい「すれ違い」。
この誰かが悪いわけではない、それぞれが精一杯
頑張っているからこそ起こる、このすれ違い感が好きです。
物語として読む分には、ですけど。

そんな"家族"としての絆が描かれる一方、
ラブコメらしく順当に色んな女性のフラグを立てていく主人公。
合コン場面での
「祐太、帰ろう」
には見事にノックアウトされてしまいました。
あの場面でこの台詞は破壊力…あり過ぎです!

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 集英社スーパーダッシュ文庫 松智洋 なかじまゆか パパのいうことを聞きなさい!

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koyak

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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