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[ドラマ]坂の上の雲 第三部

原作:司馬遼太郎坂の上の雲
放映:NHK
出演:本木雅弘、阿部寛、香川照之他


 素晴らしいドラマでした。
 EDテーマが流れるあたりでは涙が出てきました。

 あえてケチをつけるとすれば、奉天会戦など好古サイドの話がちょっと省略され過ぎかなと思えた点と、旅順攻防戦など多くの兵士が無残に戦死した場面などでよく使われていた曲が……ちょっと○○の街宣車が爆音で流している騒音を彷彿とさせられた点くらいでしょうか。

 迫力のある映像、オールスターな役者の方々の演技、そして何よりも原作の雰囲気を大切にされているのを感じられる脚本、演出。良かったです。本当に良かったです。

 三年越しで観続けた物語が完結してしまい、何とも寂しい限りですが、また何らかの形でこの「坂の上の雲」のような、心に残るドラマと出会える日を待ち続けたいと思います。
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テーマ: ドラマ
ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: TVドラマ 司馬遼太郎 坂の上の雲

[小説]"若紫" ヒカルが地球にいたころ……3

作者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
レーベル:ファミ通文庫


 エエ話(?)でした。

 次なるヒロインは"若紫"ことドSロリな紫織子。
 小学生らしくない厳しさ・計算高さと小学生らしい弱々しさ・純真さが同居する、未来の小悪魔な少女です。
 彼女の"犬"となった主人公・是光がロリコン疑惑やホモ疑惑をかけられつつも全力で駆け抜ける数々の奮闘劇には胸が熱くなりました。

 それ以上に涙なしには語れないのが典型的なツンデレ少女の琴……じゃなくて式部さん。
 是光を矯正するために露出度大な格好でカラオケの個室にこもって一緒にグラビア本を観賞するなど、その行動はいよいよ捨て身じみたものになってまいりました。彼女が報われるエピソードは、この先果たしてあるのでしょうか? とはいえ、"文学少女"の遠子のような正妻ポジションのヒロインがいない分、琴吹さんよりは希望がもてるんじゃないかと一方で期待してみたり。

 次巻、『朧月夜』も楽しみです!!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ファミ通文庫 野村美月 竹岡美穂 若紫 ヒカルが地球にいたころ

[小説]東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる

作者:森橋ビンゴ
イラスト:Nardack
レーベル:ファミ通文庫


 面白かった!

 今回も素敵な"すれ違い"でした。
 地の文と幕間の作中作から垣間見える二人の困惑がもどかしい。

 兄夫婦(あ、まだ結婚してないか)の関係と主人公&ヒロインの関係の対比も鮮やかでした。
 特にカレーライスのエピソードは思わず拍手。

 本当にストレートで混じり気なしの恋愛物語です。
 後書きを読んだ限りでは三巻もありそうな気配ですが果てさて!?

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ファミ通文庫 森橋ビンゴ Nardack 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる

[小説]生徒会探偵キリカ I

作者:杉井光
イラスト:ぽんかん⑧
レーベル:講談社ラノベ文庫


 ツッコミ気質な主人公。
 天才で繊細なヒロイン。
 変態バカ親父。
 女好きなセクハラ女王。
 杉井光作品(伝奇ではなくバカ方面に突っ走ってる方)だなあ、と感じられる作品です。「さよならピアノソナタ」と「さくらファミリア!」を足して2で割ったようなイメージ。

 探偵、とタイトルにあり、一応謎解きっぽい要素もあるのですが、ミステリというよりも主要人物たちのおバカな問答と、繊細で心を閉ざしがちなヒロインに主人公が風穴をあけていく過程を楽しむ物語なように思えます。

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ジャンル: 小説・文学

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[小説]GJ部8

作者:新木伸
イラスト:あるや
レーベル:ガガガ文庫


 安心と信頼のゆるふわクオリティ。
 1話4ページで綴られる36話の日常風景です。
 
 ずっと雰囲気が変わらない一方で着実に流れ続ける作中の時間。
 正月を迎え、年長組の卒業が迫ってきました。

 GJ部の面々+シスターズ&森さんの仲良しぶりには何度読んでも癒されるものがあります。各話に添えられる、あるやさんの可愛らしい挿絵も併せて和み度倍増です。

 このままいつまでも続いてほしいと思うのですが、後書きによれば次巻でラストとのこと。
 悲しいですが、もう一つの「いいお知らせ」を楽しみに待ちたいと思います。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ガガガ文庫 新木伸 あるや GJ部

[小説]頭のうちどころが悪かった熊の話

作者:安東みきえ
レーベル:新潮文庫


 タイトルに惹かれて購入。
 確かに「大人の寓話集」な一冊です。

 頭のうちどころが悪かった熊が記憶と愛を取り戻し、
 食物連鎖の果てに頂上と底辺が感動的(?)な再会(?)を果たし、
 蛇の親子が家族の絆を取り戻し、
 勘違い屋なカラスが種を超えた友情と出会い、
 おたまじゃくしが長旅の末に本当の自分を発見し、
 哲学する鹿が「意味」というものの意味を見出して、
 頭のうちどころが悪かった熊の親友が文字通りに月とお散歩。

 人間の言葉を話すのに行動パターンはやっぱりケモノな彼ら(?)の言動に大いにほのぼのさせていただきました。 
 しかし解釈によっては不条理な空恐ろしさも感じてしまったり。
 ページ数は短いですが、読み応えのある作品でした!

 

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タグ: 寓話 安東みきえ 新潮文庫 頭のうちどころが悪かった熊の話

[エッセイ]街道を行く(24) 近江散歩・奈良散歩

著者:司馬遼太郎
レーベル:朝日文庫


「近江散歩」
 兎にも角にも愛がこめられておりました。
 司馬遼太郎、どんだけ近江が好きなんスか…!?
 近江を巡る歴史の蘊蓄あり、現代(と言っても昭和)の琵琶湖に象徴される"土木"という魔物への懸念ありの盛りだくさんな内容となっております。 

「奈良散歩」
 兎にも角にも「変わらぬもの」にまつわる古今のエピソードの数々に泣けました。
 司馬遼太郎の知人たちへの眼差しが暖か過ぎて読んでいるこちらが照れてしまいます。

 良・紀行文でした!!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 司馬遼太郎 朝日文庫 街道をゆく

[小説]やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3

作者:渡航
イラスト:ぽんかん⑧
レーベル:ガガガ文庫


 残念系ラブコメのお約束、「お前らもう十分リア充だよ!!」な第三巻。

 前巻から話が続き、八幡と結衣が往きつ戻りつつしながら仲直り。
やることなすこと残念な方向に転がって行く彼ら彼女らですが、その気持ち、心意気だけは
紛い物ではない、キラキラした立派な何かなのでしょう。

 まだまだ隠し玉を持っていそうなメインヒロインさんや暗躍する妹などなど、いよいよもってラブコメらしくなってまいりました!
 主人公の超ネガティブ思考がどこまでブれずに保たれるのかも要注目! です。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ガガガ文庫 渡航 ぽんかん⑧ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

[小説]ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~

作者:三上延
表紙絵:越島はぐ
レーベル:メディアワークス文庫


 身体は大柄、心は素朴で純情な青年・五浦大輔と、人見知りで清楚な黒髪ロング美人だけど本が絡むと人格が微妙に変わる古書店の店主・篠川栞子が織りなす本にまつわるミステリ第2弾。

 姿を消している栞子さんの母親について掘り下げられるエピソードがメインです。二人の関係、栞子さんの過去、どちらも気になって三巻が出るのが待ち遠しいです。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ビブリア古書堂の事件手帖 三上延 越島はぐ メディアワークス文庫

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koyak

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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(敬称略)
・司馬遼太郎
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・野村美月
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・大嶋啓之
・光田康典
・新居昭乃
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・燃えよ剣
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・「"文学少女"」
・「ヒカルが地球にいた頃」
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
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