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[映画]トワノクオン 第6章

制作:BONES
公式ページ:http://www.towanoquon.com/


 祝・完結~。
 真のヒロインはキリでもユリでもテイでもなく、主人公の弟・トワだったでござる! な最終章でした。
 相手の能力を奪い我がものにできるチート能力をもつ上代を前に、兄弟愛パワーが爆発します!!
 
 と言いつつ、個人的にはクオン vs 上代の最終決戦よりもサイボーグ組の結末の方が胸に響くものがありました。
 
 息詰まる迫力の戦闘に一応は大団円なラスト。面白かったです。良い意味で中二病全開でした。

 しかし、ヒロイン三人娘の扱いはもうちょい何とかならんかったものかと思ってしまいました。
 キリはメインヒロインなのかと思いきや子供たちのお姉さん役(ほんのちょっと回復役)に終始し、テイは重要人物たちを目覚めさせるための鍵でしかなく、ユリだけはラストといい、常にクオンの傍に居続けたことといい、むくわれそうな予感を感じさせて終わりますが、強敵相手には逃げることしかできない今いち使い勝手の悪い能力しか持ち合わせておらず、三人揃って何とも不遇な印象を受けました。

 何やら続編が出てもおかしくない雰囲気を漂わせながら終わっていましたが、果たしてどうなることやら?
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テーマ: 映画感想
ジャンル: 映画

タグ: 映画 アニメ BONES トワノクオン

[エッセイ、小説]木曜島の夜会

筆者:司馬遼太郎
レーベル:文春文庫


 作者の他の作品群とはまた違った形で"日本人とは何か?"を考えさせられる一冊でした。

 オーストラリア大陸の北端に浮かぶ島、木曜島。
 その島ではかつて、明治~太平洋戦争直前にかけて多くの日本人が貝の採集のため、常に死の危険と隣り合わせつつ過酷な環境で生活の糧を得ていたそうです。
 
 潜水病、サメ、容赦ない上下関係、医者はヤブばかり。
 命の価値が恐ろしく軽い壮絶な環境で黙々と他国人を圧倒する水揚げ高をあげ続けたその姿に、日本人の滑稽さと凄みを見せつけられたように思えます。

 表題作の他には短編三本。
 それぞれ幕末という激動の時代に特別に名を残すことはなかったけれども、数奇な運命をたどることになった男たちの逸話です。
 坂本龍馬や西郷隆盛などの有名どころ以外の無名な人たちでさえ、このような生き様をみせているあたりに幕末という時代の特異性を感じます。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 司馬遼太郎 文春文庫 木曜島の夜会

[CD]咲夜琉命 Ar tonelico III hymmnos concert side.Blue

歌:志方あきこ、yoko、KOKIA
作詞:土屋暁、志方あきこ、しのだともこ、波乃渉、江幡育子、KOKIA
作編曲:中河健、土屋暁、志方あきこ上野洋子KOKIA、伊藤真澄
レーベル:GUST


 ゲームアルトネリコ3」の作中で使用されている(らしい)ヴォーカル曲の一部を収録したアルバム。
 ゲームは未プレイですが、参加アーティストが好きな方ばかりなので思わず購入してしまいました。

 多重コーラスを駆使した立体的な響きと神秘的な造語歌詞が魅力的。
 J-POPとは全く別路線なので苦手な人は全く肌に合わないかと思いますが、それだけに波長が合えばどっっっぷり世界に浸かれます。

 以下、ヴォーカル曲の感想を(Tr.1,Tr.11はインスト曲)

Tr.2 謳う丘~Harmonics TILIA~
 何かが始まりそうな予感。恐らくオープニングなどで使われている歌なのでしょう。
 静と動の切り替わりがドラマチック。サビにかけての壮大な盛り上がりに圧倒されます。
 天使とか神様とか、そんな存在が舞い降りてきそうな一曲。

Tr.3 EXEC_EP=NOVA/.
 Tr.2とのギャップが激し過ぎるコミカルな歌。
 猫っぽい何かが縦横無尽に引っかきまわしてくれそうな狂騒曲(?)です。

Tr.4 EXEC_FLIP_ARPHAGE/.
 荘厳なのに無機質。人とは全く別な、神聖な何かと遭遇したかのようなイメージです。
 その一方で間奏が入った辺りから急に情熱的なテンションになったりもします。
 戦闘中で流れたりしたらかなり熱くなれそうです。
 このアルバムの中で三番目に好きな曲。

Tr.5 トキノスナ
 このアルバムで最も好きな曲。
 どこで使われているのかわかりませんが、泣けてきます。
 泣きながら微笑む少女のイメージ。
 アコースティックな伴奏と澄み切ったコーラス。浄化されそう。
 サビにかけての展開がもう切なくて切なくて。
 全力で泣かせにきていやがります。最高。

Tr.6 EXEC_METEMPSYCHOSIS/.
 これまた不思議な曲。美しくもあり不気味でもあり。
 なんて印象を最初の数十秒は受けるのですが、途中から一気に妖しさ大爆発。
 これも戦闘曲だったりするのかもしれません。
 2分過ぎからの音の重なりぶりには鳥肌が立ちます。

Tr.7 EXEC_REBIRTHIA=PROTOCOL/.
 "REBIRTHIA"→REBIRTH→再生、というような意味でしょうか。
 ちょっと儚げな出だしから徐々に壮大に、荘厳に。果てしなく広がっていくイメージ。
 何やらエンディングっぽいです。要所要所で入るストリングスに涙腺を刺激されます。

Tr.8 EXEC_COSMOFLIPS/.
 二番目に好きな曲。
 思想とか主義とかそういったものよりも上の次元で、絶対に理解し合えなさそうな存在と対峙するイメージ。
 何度となく繰り返されるフレーズと冷徹な間奏がその無慈悲さを更に引き立てます。

Tr.9 光の中に
 ラブソング、なのでしょうか。歌詞は最もストレートな気がします。
 間奏のコーラスが美し過ぎです。灰になりそう。

Tr.10 Ec Tisia
 長いです。8分。
 長さと壮大さからしてトゥルーエンドで流れていそう。
 無国籍な旋律と大合唱具合が平和の訪れのようなものを感じさせてくれます。
 一つの物語が今終わる。そんな気分にさせてくれる曲。
 最後の歌詞からしてTr.2の「謳う丘」と対になっているのかもしれません。
 

テーマ: お気に入り&好きな音楽
ジャンル: 音楽

タグ: アルトネリコ 志方あきこ 上野洋子 KOKIA ガスト ヒュムノス ゲーム 音楽

[小説]サンタクロースを見た

作者:蒼山サグ沖田雅竹宮ゆゆこ土橋真二郎志村一矢
イラスト:文倉十
レーベル:電撃文庫


 『サンタクロースを見た』から始まる五人の作家による五つの短編物語。
 電撃文庫MAGAZINE 2012年1月号の付録として付いてくる小冊子です。

 それぞれの物語の登場人物が他の作品の中でもチョイ役として出てきたり、とある話の人物が何気なくやったことが思わぬ形で別の話の主人公に思わぬ災難となって降ってきたりと、コラボ作品ならではの小ネタや仕掛けが随所に盛り込まれており、一冊の文庫本として出しても売れるんじゃないかというくらいの面白さでした。

 以下、それぞれのお話の感想を。

1.恋愛と幼女の分岐点(作:蒼山サグ
 この方はもう、完全にこの芸風で突き進んでいくのでしょうか?
 読者に「やっぱり小学生は最高だぜ!」と言わせるために書かれたような展開。
 実に可愛らしい幼女が決してロリコン趣味はない(はず)の青年を魅了します。

2.とある童貞(チェリー)のクリスマスイブ(作:沖田雅
 彼女ができて、脱童貞に燃える男が若干空回りしつつイブの夜に奮闘します。
 裏では色々と計算しちゃっていそうな清純派ヒロインが素敵です。

3.ワルキューレの奇行(作:竹宮ゆゆこ
 聖夜の百合物語。この作者様が書くと耽美なはずの百合世界も若干やさぐれた、でも暖かくもある世界に早替わりです。

4.クリスマスM&A(作:土橋真二郎
 この方も作風が徹底しています。クリスマスでもやっぱり駆け引き渦巻くゲーム展開。
 だけど同作者の他の主人公たちよりも大分"いい奴"だったように思えます。
 最後のどんでん返しには心温まるものがありました。

5.勇者の帰還(作:志村一矢
 最後を飾るのはクリスマスイブらしく、ちょっとした奇跡の物語。
 この作品のヒロイン並に献身的な人がもし現実にいたら、尊敬を大きく通り越して恐怖を感じます。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 蒼山サグ 沖田雅 竹宮ゆゆこ 土橋真二郎 志村一矢 文倉十 サンタクロース クリスマスイブ

[小説]おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!

作者:竹岡葉月
イラスト:奥村ひのき
レーベル:富士見ファンタジア文庫


 竹岡葉月先生の新作ラブコメーーーーーーーーーっ!!

 というテンションで読み始めると、ちょっと肩すかしをくらった気分になる作品。
 一冊丸ごと序章のような展開もあってか、終始首を傾げながら読んでいました。
 タイトルと挿絵でちょっと損しているような気もします。


 主人公が中学、高校でそれぞれ出会った見た目ソックリな二人のヒロイン。
 中身の方は全く異なる少女たち翻弄される主人公は翻弄され続けます。このままいくと『わたしたちの田村君』みたいなプチ修羅場展開になりそうな予感? とりあえず、もう一冊様子見です。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 富士見ファンタジア文庫 竹岡葉月 奥村ひのき おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!

[新書]猫ひろしのマラソン最速メソッド

筆者:猫ひろし
出版:ソフトバンク新書


 うん、やっぱサブスリーやるにはそのくらいやんなきゃ駄目ですよね~……と、全力で納得してしまう一冊。

 簡単に早くなれる方法♪みたいなノリではなく、あくまでガチで猫ひろしが速くなるためにやってきたことが載っているんだろうなと思います。
 紹介されている練習方法はどれも"本気"。"本気"過ぎて引いてしまうレベルです。ダイエット目的でちょっと走ってみようか、という方には全くオススメできません。冗談抜きで身体を壊します。「学生時代はサブフォーランナーでした」な自分も全部実践してみるのは無理無理無理。
 ただ、心がけ、の点についてはどの層のランナーも参考になるんじゃないかと思います。

 一市民ランナーとしては非常に興味深く読めた一冊。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 猫ひろし マラソン サブスリー 新書 ソフトバンク新書

[小説]新選組始末記

作者:子母澤寛
レーベル:中公文庫


 小説、というよりは近藤勇を軸にした、新選組の伝記のような体裁。
 
 初めて出版されたのが昭和三年なだけあって、執筆された時点でまだ存命していた当時の関係者の子供世代による談話が数多く載せられており、その一つ一つに生々しさが漂っています。

 面白い、というよりは「ふむふむ、あの人物はそんなことを言っていたのか~」と頷きながら読むのを個人的にはお勧めしたい一冊です。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 新撰組 新選組始末記 子母澤寛 中公文庫

[小説]アイスクリン強し

作者:畠中恵
レーベル:講談社文庫


 明治中頃が舞台。
 念願の西洋菓子屋を開店した皆川真次郎を中心に、チョイ悪警察官な長瀬ら"若様組"とお転婆お嬢様な小泉沙羅たちが繰り広げるドタバタ文明開化物語です。

 良い意味で時代劇臭くなく、するすると読めました。
 ところどころ戦争が近づく気配(日清戦争のこと?)も漂っていたりと、只のドタバタ劇だけではなさそうなところも興味を惹かれます。

 嗚呼、チョコレイトを、シユウクリームを、アイスクリンを、ゼリケーキを、ワッフルスを、食べたい!!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 畠中恵 講談社文庫 アイスクリン強し

[小説]羊たちの沈黙

作者:トマス・ハリス
邦訳:菊池光
レーベル:新潮文庫


 今更ながら読んでみました。面白かった!

 尋常じゃない洞察力をもつ精神異常者・レクター博士のぶっ飛び振りが際立っておりました。中盤の脱獄シーンには絶句絶句また絶句。そんな博士に多少食われちゃってますが、中心となる事件の真犯人がもつ趣味嗜好、その過去、事件の解決へと繋がる"蛾"の使われ方。どれも狂いきってます。そんな中、見習い捜査官・スターリングが徐々にその有能さを周囲に認められつつ葛藤を繰り返しながら真相に迫っていく姿は心ひかれるものがありました。

 その他にも彼女を認め、支え、見守るようになっていくクローフォド、詳細なことは殆ど何も聞かされていないのにごく自然にさりげなくスターリングの日常を支えてくれるルームメイトのアーディリアなどなど、脇役陣も一癖二癖ある面白い人物ばかり。
 恐ろしく、かつ惹きこまれる引力をもつ作品でした。続編も出ているそうで。是非読んでみたい!

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 羊たちの沈黙 トマス・ハリス 菊池光 新潮文庫

[小説]ヴァルプルギスの後悔 Fire4.

作者:上遠野浩平
イラスト:緒方剛志
レーベル:電撃文庫


 宇宙スケールな争いでもあり只の二人の女の子の喧嘩でもあるという、恐ろしくスケールがデカくてちっぽけなエピソードでした。
 シリーズの殆どの作品に登場している霧間凪がこれでもかというくらいにヒーローしています。
 これまでの戦闘結果だけを見てみるとどうしようもないレベルのチートぶりなのに、人間臭い弱さ、悩みも抱えているという、徹底した主人公っぷり。
 彼女にはこのまま飾らない"正義の味方"として突き進んでほしいです。

 大きな変革の波に飲み込まれた作品世界がこれからどう進んでいくのか?
 次が出るまでまた大分あくのだろうと思いますが、楽しみです。

テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 上遠野浩平 諸方剛志 ブギーポップ ヴァルプルギスの後悔

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