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[小説]メグとセロンVII 婚約者は突然に

作者:時雨沢恵一
イラスト:黒星紅白
レーベル:電撃文庫


 祝・完結! いい話でした。最終刊にして初めてタイトルらしく「メグとセロン」の物語です。

 婚約関係にある男女の両方からの別々に依頼の話。それは互いに相手の非を証明するための調査。

 事件を通じ、その男女と重ね合わせるようにしてメグとセロンの本当の気持ちが次第に明らかになっていきます。
 そして二人の関係は!?

 メグの暴走ぶりがもう可愛くて可愛くて。セロンのヘタレっぷりももう可愛くて可愛くて。
 彼らの妙に大人びた弟妹たちもいい味出しておりました。
 メグセロの他にもう一組カップル成立の予感がしたりと大満足な完結ぶり。

 「末永く爆発しろ!」と叫びたくなる一冊です!
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[小説]ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

作者:三上延
表紙絵:越島はぐ
レーベル:メディアワークス文庫


 極度の人見知り。だけど本が絡むと人格がかわる美人古書店店主の栞子さんとその妹曰く「侍従っぽい」青年・五浦がいくつもの小さな事件を解決していくうちに少しずつ中心を流れる真相に近づいていく物語第3巻。

 今回の事件は下記三本。
 ・古書組合で取引された値打ちものの古書が盗まれる。容疑は栞子さんに!?
 ・一冊の本を通じて垣間見える、複雑な関係の母娘の絆
 ・亡くなった古書マニアが遺した一冊の本が盗まれる。誰が持ち出したのか!?

 これらの事件を通じて行方をくらませている栞子さんの母親の姿が少しづつ明らかになっていっております。
 実に謎と隠し事の多い一家です。純情実直青年の五浦君はうまくやっていくことができるのか?
 
 巻が進むごとに栞子さんがどんどんあざとく・・・もとい、可愛くなっていっております。
 美人なおねーさんにあんな態度とられたらそりゃ男なら誰でもオちるというもの。
 五浦君の理性との戦いも要注目です!

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[小説]僕は友達が少ない8

作者:平坂読
イラスト:ブリキ
レーベル:MF文庫J


 オビの文句とか背表紙のあらすじとかちょっと最終刊ぽかったけどそんなことはなかった!
 でも後書きを読む限りではラストが大分迫ってきているような印象。 
 生徒会メンバー・葵の介入と星奈の爆弾発言により大きく揺れる隣人部。本当の友情が試される時! な展開です。

 終盤の理科が完全に夫を支える健気な妻状態。何だかんだ言いつつ隣人部で一番小鷹と本音を語り合っているように思えます。星奈とくっつくよりは幸せになれそうです。

 それにしても今回理科の次くらいに目立っていた子犬系努力家少女の葵さん。
 男1他全員女で男が特定の女とくっついたら部活内がギスギスすると指摘しておきながら、メンバー全員女の子な生徒会に小鷹が加入するのを喜ぶって一体どういう了見やねん!? と読んでいて突っ込まずにはいられませんでした。

 またアンチラノベな方々から槍玉にあげられそうなフォントいじりと顔文字を多用する表現が見られましたが、これきっとある程度はわざとやっている部分があるんだろうな、と思いつつ次巻を楽しみに待ちたいと思います。

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[小説]聖女の救済

作者:東野圭吾
レーベル:文春文庫


 女性のことを子供を産む機械としか考えていない、イケメン若手社長が殺されるところから、物語は始まります。
 主人公の草薙刑事、内海刑事らは捜査を開始し、比較的早い段階で容疑者が絞られてくるのですが・・・・・・。

 タイトルが象徴する犯行のトリックに呆然となりました。

 殺人事件という"結果"よりもそこに至るまでの経緯と犯人が行った準備の遠大さが恐ろしい話です。
 殺された方も殺した方も、端から見ればどちらも狂っております。

 その一方で草薙刑事の純情&プロ根性と、基本的にはクールなのに草薙の言動にムキになって反応する内海刑事のやり取りには妙に癒やされるものがありました。

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[小説]東雲侑子は全ての小説をあいしつづける

作者:森橋ビンゴ
イラスト:Nardack
レーベル:ファミ通文庫


 面白かった!
 
 全三冊通して少しずつ変わっていく三並と東雲さん。
 感情移入とは少し違うけど、どっぷりと物語の世界に浸からせていただきました。

 東雲さんがもう、可愛さ大爆発。二人の余裕と信頼と不安が絡み合う、素晴らしい恋愛(ラブコメにあらず)小説でした。

 後書きで作者様自身が書いているように前二冊で名実共にお付き合いするようになった三並と東雲さんが終始イチャイチャ。高校生なのに二人きりで旅行とか、オジサンどうしようかと思いました。
 なのに、嫌味や作者の自己満足臭を全く感じず、むしろ「頑張れ!」「そこだ! いけ!」と二人を応援したくなります。ネットでたまに使われる「末永く爆発しろ!」という言葉は、きっとこういう気持ちを表現するものなんですね。

 その他の主要人物たちも最終巻らしく、それぞれ出会いを見つけていきます。それを元ネタにした、各章の間に挟まれる東雲さんの新作短編も短いながら惹かれます。これも作者様が仰っていることですが、一巻目からの東雲さんの作風の変化が凄い。できることなら短編集か何かでサブキャラのエピソードももう少し掘り下げてほしい、とファンとしては願ってしまいます。

 大満足のシリーズでした。ごちそうさまでした!

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[小説]天使の3P!

作者:蒼山サグ
イラスト:てぃんくる
レーベル:電撃文庫


 アウトすぎるタイトル(褒め言葉)。
 アウトすぎる設定(褒め言葉)。
 アウトすぎる挿絵(褒め言葉)。

 「小学生」なことは確定なんかい!? と、後書きをお読みになった方は作者様のブレなさにツッコミを入れずにはいられないでしょう。

 世の中の風潮に真っ向から逆らう蒼山サグ先生の最新作!
 小学五年生の健気でロックなロリ少女たちを、とある事情で不登校を続けている主人公が応援していく物語です。
 現時点でヒロイン中唯一の高校生な桜花さんは、また年寄り扱いされてしまうのですね。涙。
 オビの先輩作家様からのコメントに全てが語られています。

 登場人物の構成は「ロウきゅーぶ!」とほぼ同じ(ラノベお約束として幼馴染みがいなくなって代わりにロリツンデレ妹が登場)。ただ、ヒロイン全員比較的裕福そうな家庭の「ロウきゅーぶ!」と違い、少女たちの家庭事情はちょっとシリアスです。
 主人公が作る曲の受け入れられっぷりはファンタジーとして、驚いたのはラストの主人公の決意。てっきり何だかんだ言いつつヒロインたちと音楽活動を続けていくだけかと思ったらそれだけじゃなかった!?

 今のところ不安6、期待4といった印象ですが、次(出ますよね?)も楽しみです。

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[小説]夜明けを知らずに―天誅組余話

作者:仲町六絵
表紙絵:橋賢亀
レーベル:メディアワークス文庫


 幕末の動乱初期に玉砕した天誅組の顛末を、名もなき十津川郷士の少年という視点から見据えた物語。
 
 その時代の空気を当事者と一般庶民の中間にある一歩ひいたところから捉えているあたりが新鮮でした。
 主人公、ヒロイン、吉村寅太郎ら実在の人物、十津川の人々。いずれも生きることに一生懸命な、良い意味での人間臭さを感じます。

 泥臭いネタなのに、とても美しい物語でした。

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Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

<<惚れている人、グループ>>
(敬称略)
・司馬遼太郎
・米澤穂信
・野村美月
・浜渦正志
・大嶋啓之
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・新居昭乃
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・燃えよ剣
・「ウィザーズ・ブレイン」
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・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
・いいひと。
・帯をギュっとね!