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[小説]伏 贋作・里見八犬伝

作者:桜庭一樹
レーベル:文春文庫


 ブラックなのにどこかおちゃらけた軽妙な描写を読むと、ああ自分は今、桜庭作品を読んでいるんだなあ、と感じます。
 馬琴の息子という冥土が書く"贋作"、主人公の浜路や人ならざる者""たちが生きる江戸時代、""である信乃が語る過去。三者の世界が混じり合い、何だか目が回りそうな不思議な気分にさせられました。
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[小説]"末摘花" ヒカルが地球にいたころ……5

作者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
レーベル:ファミ通文庫


 今度のヒロインは正体不明!? 
 "末摘花"ことサフルールさん探しを軸に、これまでのヒロインたちが(一人を除いて)集合し、是光を巡って火花を散らします。ラブコメお約束な展開ではあるものの、作者様の腕によるものか、大いに笑わせていただきました。面白かった! 特にひたすら妄想とツッコミを繰り返すサフルールさんはいい仕事しています。これまでとは違う、異色のゲストヒロインでした。

 次巻のヒロインはついに覚醒し、是光争奪戦に参戦を表明した級長か?(タイトルは"花散里"あたり?)かと思いきや、ここにきてまさかの"朝顔"こと朝衣さん。ヒカルの家のことなども絡んだドロドロした話になりそう。楽しみです!

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[歴史]ルネサンスの女たち

著者:塩野七生
レーベル:中公文庫


 ルネサンスを象徴する、四人の女性たちの人生から当時という時代を観察していく一冊。
 
 それぞれチェーザレなどの大物やフランスなどの大国に翻弄された人生を送っているのですが、結末はどうあれ何だかんだ言って強かに生き抜いており、単純に同情していいものではなかったようです。

 『海の都の物語』とはヴェネツィアのイメージが180度異なっており、敵にまわすと厄介な国だったといことを認識させられました。

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[小説]俺の妹がこんなに可愛いわけがない11

作者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
レーベル:電撃文庫


 お膳立てや伏線は既刊で十分に仕込まれていたとはいえ、次の最終巻に向けて一気にまとめに入った印象を受ける高坂兄妹の過去エピソード。この辺はあえて仄めかす程度でも良かったかも、と思うのは贅沢でしょうか? などと思いつつも、ちゃっかり瀬名が登場しているのには笑わせてもらいました。

 今巻のゲストヒロインの子はこの巻限りで終わるのは惜しいくらいのキャラでした。思考に色々と残念な部分はあるものの、他のヒロインに比べれば大分おとなしい、ラスボスさんとはまた別の意味で"普通っぽい"ヒロインだったように思えます。最終巻でも何らかの形で顔を出してくれることを願います。もしアニメ二期で登場するのだとしたら……声優は櫻井浩美さんなんだろうか? と名前から安易な推測をしてみたり。
 彼女への京介の姿勢からして、あやせルートはなさそう。加奈子はゲーム版特典の特別版で既にルートが描かれているし、参戦時期の遅さから言っても真っ先に脱落しそう。……となると、実質的には桐乃、黒猫、ラスボスさんの三つ巴といったところでしょうか。

 いよいよ動き出したラスボスに他ヒロインたちはどう対抗していくのか? ラストが楽しみです。

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[エッセイ]悶絶スパイラル

作者:三浦しをん
表紙絵、巻末漫画:松苗あけみ
レーベル:新潮文庫


 作者の日常を面白おかしく綴った四冊目。
 今回も大いに笑わせていただきました。

 これを読んだ後に同作者の作品を読むとどんなシリアスな話でもニヤニヤしてしまいそう。
 友人、家族とのぶっ飛んだやり取りやガチオタトークには何故か心温まるものがあります。

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[小説]乙女の花束

作者:折原みと
表紙絵:シライシユウコ
レーベル:ポプラ文庫ピュアフル


 『女学校』『良家のお嬢様』『花』あたりをお題に小説を書き慣れている方がとりあえず一品仕上げてみました、という印象。

 上記のキーワードで連想させられる雰囲気そのまんまの展開で、それなりに山谷があったのに「……でオチは?」と聞いてしまいたくなります。
 主人公は実は人の心を操作する超能力をもっおり、周囲どころか読者にすらそれを秘密にしている! ……と妄想しながら読むとより楽しめるかもしれません。

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[小説]雛鳥トートロジィ

作者:柴村仁
表紙絵:
レーベル:メディアワークス文庫
 親父が地味にカッコいいところを見せてくれる作品にハズレはありません(断言)!

 腹違いの兄と妹。お互いずっと存在すら知らなかった二人が唐突に再会する羽目になるところから始まる物語。
 電撃文庫ならここで同居生活開始ですが、さすがにそんなことにはなりませんでした!

 基本いい人・いいコなんだけど小市民的腹黒さや劣等感も持つ二人は、人物そのものにはこれといった大きな特徴があるわけでもないのに何だか応援したくなるものがあります。

 面白かったのですが、何だか一冊丸ごとプロローグのような印象を受けました。これは次も出ると思っていいのか!?

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得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
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そんな奴です。

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・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
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