最新記事
カテゴリ
SF (15)
FC2カウンター
RSSリンクの表示

[小説]The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day

作者:乙一
原作、表紙・挿絵:荒木飛呂彦
レーベル:集英社文庫


 乙一によるJOJO第四部の外伝作品。舞台は本編完結後の杜王町のようです。
 康一と岸部露伴が血まみれの猫と遭遇したとき、物語は再び動き出す!

 ところどころ入る康一のメタ発言は勘弁してほしかったですが、冒険抑えめサスペンス強めな第四部の雰囲気が全編にわたって忠実に醸し出されておりました。これは良いノベライズ!
スポンサーサイト

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 乙一 集英社文庫 JOJO

[小説]僕は友達が少ない CONNETCT

作者:平坂読
イラスト:ブリキ
レーベル:MF文庫J


 友達が少ない残念少年少女が繰り広げるラブコメディ9冊目。
 主人公以外の人物視点で語られる、本編のエピソード間や過去の隙間を埋める短編集です。

 コメディよりもしっとりイイ話が多め。本編よりもちょっぴり大人向けな内容と思えます。
 
 この本を読んで思ったのは、この物語を陰で支える最大の功労者は某ペガサスさんじゃないかということ。
 彼がいなかったら作品の前提が半分以上成り立たなくなるように思えます。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: ライトノベル MF文庫J 平坂読 ブリキ 僕は友達が少ない

[小説]魔法少女育成計画

作者:遠藤浅蜊
イラスト:マルイノ
レーベル:このライトノベルがすごい!文庫


 なんだよ~、まどマギの二番煎じかよ、と思ったらそれだけでは終わらせない迫力があった!
 内容を一言で言うと魔法少女inバトルロワイヤル。というウンザリしそうなものなのにいざ読んでみると二時間が一瞬で過ぎ去りました。面白い! 

 16人+αも登場人物がいるのに全員どんな奴だったか思い出せるほど見せ場があり、誰が脱落するのか全く予想できませんでした。
 既に続編が出ているようなのですぐにでも読んでみたいと思います。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: ライトノベル このライトノベルがすごい!文庫 遠藤浅蜊 マルイノ 魔法少女育成計画

[エッセイ]新宿遊牧民

作者:椎名誠
レーベル:講談社文庫


 作者様は作中でこの作品を「小説」としていますが、自分の中ではほぼ実録のエッセイに思えたのでカテゴリは「エッセイ」としています。

 新宿のとあるビルのてっぺんにゲルを作る。
 思わず「え?」と聞き返したくなることを椎名誠と愉快な仲間達がやらかすまで、10年20年と遡って語られる無駄に壮大(褒め言葉)な一冊。
 人と人との繋がりって凄ぇな、と呆れ交じり感じさせられました。

 "大河小説ならぬ小川いっぱい小説"と作中で語られるだけあって登場人物や実在の店などが出てくる出てくる。私は椎名誠作品は「あやしい探検隊」シリーズ他、数冊のみですが、大の椎名ファンな方々にはニヤリとする人物やエピソードが恐らく山ほど登場していることでしょう。

 とにかく勢いとパワーと楽しさ溢れる、作者様たちの数々の行動には呆然とするばかりです。いいなあ、羨ましいなあ、と憧れる反面、自分はどんな縁があったとしても、このグループには入れないな、と思ってしまうあたり、自分は巻末の解説に登場するオネーサンに近い側の人間なのかもしれません。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 椎名誠 講談社文庫 新宿遊牧民

[小説]勝海舟(六) 明治新政

作者:子母沢寛
レーベル:新潮文庫


 勝海舟の半生と幕末~明治にかけての激動の日本を描く長編の最終巻。
 江戸城が明け渡され、様々な課題を抱えながらも明治の世が始まります。

 榎本達海軍の脱走、旧幕臣たちの駿府移住。依然として大きな諸外国の存在。まだまだ海舟の仕事は尽きませんが、作者の筆と興味は、戊辰戦争終盤くらいで尽きたようです。思わず読み飛ばしや落丁を疑ってページ数を何度も確認してしまう程の唐突なラストです。

 全体を通して、勝海舟の物語と言うよりは、勝海舟を中心にして当時の有名無名な人物たちがそれぞれの人生を進んでいく姿を映す、良き群像劇だったように思えした。坂本竜馬や西郷、大久保、木戸だけじゃない。名を残さなかった人たちもみんな幕末、明治という時代を支えた一員だったんだということを強く感じさせてくれます。
 その終わり方には面食らいましたが、読んで良かったと思える素晴らしい大河物語でした。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 子母沢寛 新潮文庫 勝海舟

[小説]野崎まど劇場

作者:野崎まど
イラスト:森井しづき
レーベル:メディアワークス文庫


 これは・・・・・・小説、なの・・・・・・か!? と混乱してしまいそうなほどに変てこな短編集。
 ツッコんだら読者の負け! と言わんばかりのシュールかつ多彩なネタが満載です。一体作者様の頭の中はどうなっているのか!?
 これからもこのぶっ飛んだ作風を楽しみ続けたい。そう思わせてくれる一冊でした。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: ライトノベル 電撃文庫 野崎まど 森井しづき 野崎まど劇場

[小説]演じられたタイムトラベル

作者:土橋真二郎
レーベル:メディアワークス文庫


 ゾンビゲームを模した設定+タイトル通り、演じることを強要されるリアルゲームに強制参加させられた主人公たち。
 時間軸、座標軸に矛盾をきたした場合のペナルティは、死。

 登場人物がどんどん病んでいく様子が伝わってきます。
 一番正常を維持しているように見える主人公もその目から見える光景がどんどんゲーム世界化しており、しっかり蝕まれているのがわかります。
 一方で他の土橋作品とリンクするかのように、とある組織の存在が仄めかされたりと、密度の濃い一冊でした。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: メディアワークス文庫 土橋真二郎 演じられたタイムトラベル

[小説]ロウきゅーぶ!11

作者:蒼山サグ
イラスト:てぃんくる
レーベル:電撃文庫


 紳士の紳士による紳士のためのスポ根小説11冊目。
 誰がなんと言おうとこれはスポ根小説なんです。そういうことにしておきましょう。

 11冊目にしてようやくチーム結成・・・・・・!
 そして新たな超小学生級ライバル登場。スポーツ作品らしくなっていきました。
 その一方で主人公の昴先生はぶれることなく紳士道を突き進んでいらっしゃいます。もう主人公の座は竹中にでも譲ったらいいんじゃないかなというくらいに。

 重ねてきた巻数を考えると「俺たちの戦いはこれからだ!」ENDになってしまいそうで怖いのですが、作者様と電撃文庫ならきっとこの"悟り"の道の道を貫徹してくれる! と信じております。
 

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: ライトノベル 電撃文庫 蒼山サグ てぃんくる ロウきゅーぶ!

[小説]実験刑事 トトリ

脚本:西田征史
ノベライズ:吉田恵里香
レーベル:リンダブックス


 新人刑事は43歳の元動物学者!? なミステリ作品です。
 トトリといっても某アトリエシリーズとは一切関係ありません。

 主人公の都鳥は推理や状況証拠だけでは満足せず、何でもかんでも実験して「実証」しようとする変わり者。
 興味のないことには見向きもせず、年下の先輩刑事を振り回しながら、ただひたすらに気になることに向かって驀進するその姿はまさに学者。身近にいたら腹が立つことこの上ないかと思いますが、小説世界の人物としては大変面白い設定です。

 内容は「オシドリ」「フラミンゴ」「ウミガメ」をモチーフにした短編三本。
 読者には最初から犯人が明かされており、主人公刑事がどのような推理と証拠をもって犯人に辿り着くかを楽しむ、「古畑任三郎」形式の物語となっております。

 三本とも都鳥が容疑者を煽って自ら犯罪を証明するよう罠にはめる
 ⇒犯人動揺、更に墓穴を掘る
 ⇒観念する
 ⇒被害者、もしくは犯人も根っからの悪人ではないと匂わせるやり取りで締め

 ・・・・・・というパターンになっているのはドラマが原作が故でしょうか。
 そこだけはどうにも気になってしまったのですが、程よく笑え、程よく苦い、電車の中などで読むには丁度良い作品だったように思えます。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 実験刑事トトリ 西田征史 吉田恵里香 リンダブックス ミステリ

[小説]終わる世界のアルバム

作者:杉井光
表紙絵:友風子
レーベル:メディアワークス文庫


 この作者様が書くヒロインは、可愛い。
 でもちょっとメンドクサイ。

 ある日唐突に人が消滅するようになってしまった世界。
 その人に関わる物、記憶、記録まで全部消え、人が死ぬ悲しみを感じることができなくなった世界。

 そんなゆっくりと終わりゆく世界で語られる、小さな奇跡と別れの恋物語です。

 杉井光節全開。「さよならピアノソナタ」を読んだことがある方なら真っ先にナオ、真冬、千晶の三人を思い出すことでしょう。どうせなら神楽坂ポジションの人物も出してフェケテリコを再結成してほしかったという気がしなくもありません。

 散りゆく桜などに心動かされる方にオススメな一冊です。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: メディアワークス文庫 杉井光 友風子 終わる世界のアルバム

[小説]勝海舟(五) 江戸開城

作者:子母沢寛
レーベル:新潮文庫


 舞台はいよいよ勝海舟一世一代の檜舞台、江戸城明け渡しへ。
 丸ごと一冊使ってその顛末が語られます。

 去る人来たる人、時勢も勝周辺の人間関係もこれまでの集大成といった雰囲気。

 江戸の終焉が、そして明治の産声が間近に迫ります。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 歴史 子母沢寛 勝海舟 新潮文庫

[漫画]月刊少女 野崎くん1

作者:椿いづみ
レーベル:ガンガンコミック


 私、スッキリした絵柄でヒロインがハイテンションで顔芸&暴走、ツッコミを入れまくる作品に大変弱いようです。

 この作品もそんな中の一つ。
 物語一ページ目にヒロインの佐倉千代が勇気を出して告白した相手は、無骨な外見と性格からは想像もできない現役少女漫画家でした! 気持ちは全く伝わらず、ヒロインはどういうわけかアシスタントをすることに……というところから始まるラブコメディ(※コメディ9割)です。

 初恋もまだなのに乙女心を的確に描き出す少女漫画家・野崎、
 基本的に夢見る乙女だけど妙に現実的で漢前なところもあるベタ担当・佐倉、
 恥ずかしがり屋な残念イケメンの効果担当・御子柴、
 特定の女子相手にバイオレンスなツッコミを入れる演劇部員、背景担当・堀。

 他、その友達などなど、「愉快な仲間達」という言葉がぴったりな楽しい登場人物がいずれも大変魅力的です。
 その一方で少女漫画を別途連載している作者ならではの楽屋ネタなんかも素敵なバランスで盛り込まれており、ゲラゲラと笑わせていただきました。

 面白かった!

テーマ: 漫画
ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 漫画 ガンガンコミック 椿いづみ 月刊少女野崎くん

[歴史]神の代理人

著者:塩野七生
レーベル:新潮文庫


 ルネサンス期。
 キリスト教世界の頂点である神の代理人「法王」の座についた四人の男達の物語です。

 ある者は宗教的情熱に生き、
 ある者は目的のため冷徹に計算し、
 ある者は脊髄反射で駆けまわり、
 ある者は大国の圧力をのらりくらりと避け続ける。

 いずれもキリスト教世界のため、イタリアのためを思っての行動のはずなのですが、結果としてルネサンスにピリオドを打つ惨劇へと続いていくあたり、歴史のどうしようもなさを感じます。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 歴史 塩野七生 新潮文庫 神の代理人

[お知らせ]自作、リレー小説記事を削除します

 自作、リレー小説記事を今週中に削除致します。

 理由はこのブログを始めた当初の目的に戻って感想のみのブログにしたいため、です。
 コメントをつけて下さった方々には大変失礼かと思いますが、どうかご容赦下さい。ローカル環境にテキスト保存して鍵かけて保管させていただくつもりです。

 「リレー小説会議室」コミュニティの方々にも申し訳ないのですが、コミュニティ自体が一年くらい完全に活動停止状態というのもあるので、どうかどうかご容赦を、ということで。

 元々誰得な当ブログの中でも更に誰得な代物だったかと思うのでこのお知らせ自体が誰得な感じですが、一応書き込ませていただきます。

テーマ: 雑記
ジャンル: 日記

[その他]北欧・ケルトの神々と伝説の武器がわかる本

著者:かみゆ歴史編集部
レーベル:角川ソフィア文庫


 タイトルの通り、北欧、ケルト神話に登場する有名どころな神々・英雄と彼ら彼女らが使用したとされる伝説の武器、アイテムを簡単に(本当に簡単に)紹介してくれます。

 非常に浅いのでコアな方々にとっては物足りないどころではないと思いますが、私のようなRPG好き(なだけ)という人が「ふ~ん」と読むには丁度良い深さ。

 入門の入門の入門用な一冊です。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 角川ソフィア文庫 神話 英雄譚

検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

koyak

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

<<惚れている人、グループ>>
(敬称略)
・司馬遼太郎
・米澤穂信
・野村美月
・浜渦正志
・大嶋啓之
・光田康典
・新居昭乃
・kukui

<<惚れている作品>>
・燃えよ剣
・「ウィザーズ・ブレイン」
・「"文学少女"」
・「ヒカルが地球にいた頃」
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
・いいひと。
・帯をギュっとね!