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[小説]ビブリア古書堂の事件手帖5~栞子さんと繋がりの時~

作者:三上延
表紙絵:越島はぐ
レーベル:メディアワークス文庫


 古書にまつわる様々な謎を、古書店の美しき女店主が解き明かす。そんなミステリシリーズ第五巻。
 清楚な知的美人、眼鏡、黒髪ロング、巨乳、好きなものを語るときと心を許した相手の前だけ饒舌になる、超がつくほどの初心。・・・・・・相変わらず男の夢詰め込みまくりなヒロイン様です。

 いきなりネタバレですが、とりあえず大輔君、おめでとおおおおおおおっ!
 しかし栞子さん&大輔がラブラブになってしまうと妹さんの居場所が・・・・・・。

 今度のエピソードで語られるのは大輔の告白~栞子さんのお返事までの間に起きた、頭が切れまくる、切れすぎる母と娘の鞘当て劇。
 一筋縄ではいかない因縁ありと見せかけて、実はこれはこれで物凄く仲良し親子なんじゃ、という気がそろそろしてまいりました。

 冒頭のひっかけには見事に騙されました。他の方々の感想を読んでいなければ恐らく未だに気付かないままだったことでしょう。
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テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 三上延 越島はぐ メディアワークス文庫 ビブリア古書堂の事件手帖

[小説]GJ部中等部8

作者:新木伸
イラスト:あるや
レーベル:ガガガ文庫


 ゆるふわ日常シリーズ通算18冊目にして完結巻です。
 
 ゆるふわなシリーズらしく、ゆるっと完結! しかし、無印と比べると恋愛方面が僅かに濃い目。ゆるふわなハズなのに、人物どうしに矢印を引いていくと結構複雑な構図になります。男の子が一人しかいないと、ラノベ世界では結局ハーレムになってしまいますが、二人いると面白いことになってくるようです。このませガキ共め! 

 なんかもう一冊くらいは出そうな気がしますが、ひとまず作者様、登場人物の方々、お疲れ様でした!

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル ガガガ文庫 新木伸 あるや GJ部

[ゲーム]信長の野望 創造

制作・販売:コーエーテクモゲーム


 「信長の野望」シリーズ30周年を飾る最新作。
 一枚マップで国盗りが展開する点は前作「天道」、前々作「革新」と同じですが、その他の点ではこれまでのシリーズから大きく変わっています。

 個人的にポイントが高かったのは「外交」の重要性が増した点とメリットだけではなくデメリットも存在する「政策」、そして複数の進軍ルートが存在することによる「道」。
 「道」については前作にも存在しましたが、シェイプアップされてより意味のあるものに進化しているように思えます。 無数の支城によって兵站を確保し要地に陣地を設営して敵の進軍を妨害。挟み撃ちにして包囲殲滅すれば軍神・上杉謙信とも渡り合える。『裏切り』や『技術』、謀略といった要素が実質なくなってしまったのは残念ですが、それを補ってあまりあるこれらの要素に、どっぷりハまりました。気付くと日本地図と進軍経路を頭に思い浮かべてしまうくらいに。

 CPUは非常に攻撃的になっており、もたもたしていると難易度:初級ですら武田や上杉、島津といった有名大名が手を付けられないくらいに育ってしまい、シンプルな見た目とは裏腹に大変やり応えがあります。
 更に、これまでのシリーズでも宿命だった、後半の只の作業と化してしまう展開は、日本の半分を支配した時点で実質コールドゲームにし、後半の展開を「なし」にしてしまうシステムの実装という、驚きの解決案を提示しています。

 ある程度自分なりの攻略方法が確立できてしまうと、有名大名での攻略はつまらなくなってしまう、という問題は依然として存在しますが、自分としては満足度のかなり高めな作品でした。
 次は『謀略』が重要なポイントになるようなシステムにしてほしいと密かに期待!

テーマ: ゲーム
ジャンル: ゲーム

タグ: ゲーム 歴史 信長の野望

[小説]ウィザーズ・ブレインVIII 落日の都<下>

作者:三枝零一
イラスト:純桂一
レーベル:電撃文庫


 『情報』を書き換え、物理法則すら操る技術が存在する一方で、地球全体が分厚い雲に覆われ太陽の光が届かなくなり、緩やかに滅びへと向かう。そんな世界で紡がれる物語。三年ぶりの新刊!! 長かった。本当に長かった!!
 やっぱりライトノベルの中ではこのシリーズが一番好きです。

 歯車がずれ始めたのはどこからだったか。人類の未来を切り拓く最初の一コマになったかもしれない『魔法士』と『普通の人間』の同盟は、決定的な亀裂をもって引き裂かれることになります。

 このシリーズらしい、それぞれがそれぞれに出来ることを精一杯やりきろうとしたが故の悲劇の連鎖。やっと読めた8番目のエピソードの結末は、三年あいても打ち切りになることなく新刊を読めた喜びが吹き飛ぶほどの、衝撃の展開でした。

 ありとあらゆることを予期し、手を打ち、未来を救えると信じて最善であるはずの手段を選び続けてきた一人の青年。
 その想いはどこまでも純粋で、純粋であるからこそ、それを知らない者達からは許されざる邪悪として受け止められる。エピソードV~VII、そしてVIIIの中巻までは完璧超人過ぎるところが鼻につく彼でしたが、これまでに退場していったどの人物よりも痛々しく、報われず、それでも諦めなかったその最期には、ただただ涙、です。

 彼の残したメッセージを目にしたはずなのに闇墜ちしたかに見える『魔法士』たちの組織代表、サクラ。
 未だ道を見つけられず、ラストでは引きこもりとなってしまった最初の主人公、練。
 大切な相手をただ守りたいだけだったのにいつの間にか大きな流れに絡みとられているディーとセラ。
 ここにきて猛烈な勢いで死亡フラグをたてている最強騎士にしてみんなのパパ的存在の祐一。
 これから人類と魔法士の板挟みになっていくと思われるイル、ファンメイ(彼女も間接的に死亡フラグが・・・・・・)&エド、そして月夜、フェイやリチャードとその研究室の愉快な仲間たち他、世界再生機構の面々。

 残るエピソードはあと二つ。みんなが笑顔になれる結末は良い意味で(?)全く期待できない状況からどこへ向かっていくのか。
 次巻は後書きを読む限りでは文字通り世界中を巻き込んで更に物語が大きく動きそうです。
 作者や読者が生きているうちに完走してくれることを祈りつつ、また永い時を待ち焦がれたいと思います。

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ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 三枝零一 純桂一 ウィザーズ・ブレイン

[小説]源氏物語10「榊」

作者:紫式部
現代語訳:与謝野晶子
レーベル:青空文庫


 「どうなってもこうなっても私はあなたにつきまとっているのですよ」

 源氏さん渾身のストーカー宣言も空しく、初恋の人にして義理の母、中宮(藤壺)さんは仏の道へ。更には兄嫁、尚待こと朧月夜さんと密通しているところを政敵に現行犯で見つかったり、ついでに元祖ヤンデレヒロインこと六条さんも伊勢へと去ってしまったりと、若紫を除き、これまで源氏の周囲を彩っていたヒロインたちとのお別れの時がやってきます。
 その一方、父である桐壺院が亡くなり、後を継いだ朱雀帝がいまいち頼りないのをいいことに政局の流れが大きく変化していきます。政治色の濃さはこれまでで一番かもしれません。そしてそんな中でもブれずに仕事を放って引きこもったり下半身の赴くままにうろつきまわる源氏さん。
 藤壺さんをはじめとして、源氏さんに迷惑を被りまくっているヒロインたちを見ていると、飼い主にかまわれ過ぎてノイローゼになる猫の姿が思い浮かびます。源氏さん、まじクズ飼い主。

 最後にはそんな貴族としても男としてもクズ極まりない源氏さんに天罰が下されたかの如く、清算の時がやってきます。
 「やっちゃいけない恋ほど燃える」と言い放つ天性のプレイボーイ、源氏さんの運命やいかに!?

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タグ: 紫式部 源氏物語 青空文庫

[小説]ブラックライト(下)

作者:スティーヴン・ハンター
レーベル:扶桑社ミステリー


 「父親」とは、偉大であり、一人の只の男でもある。
 二代にわたる凄腕兵士、ギャング、政治家。
 そして弁護士と医者、警察官と文学青年。
 様々な父子の形と壮絶なる追跡劇の果てに、真相は始まりの事件へと回帰します。

 『極大射程』や『狩りのとき』と比べて若干地味な印象を受けるものの、長い時を越えた様々な関係と想いが複雑に絡まり合う構成には、上記二作以上の満足感が得られました。

 お気に入りの場面は、終盤のスナイパー対決直前の一コマ。今作の相棒ラスのことを意識的にか無意識にか、間違えてベトナム戦争時代の相棒である「ダニー」と呼びかける場面。
 それまでずっと使えない若者扱いだったラスのことをボブがついに相棒と認めたような気がして、読んでいて猛烈にテンションがあがりました!!

 ベトナム戦争で凄絶な活躍をした凄腕スナイパー、ボブ・リー・スワガー。
 タフでクールでヒーローな男は、父親も敵対する男たちも相棒も、やはりクールで格好いい!

 

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タグ: スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー ブラックライト

[小説]楽聖少女4

作者:杉井光
イラスト:岸田メル
レーベル:電撃文庫


 物語の謎が深まる第四巻。
 ルドヴィカが作り上げた、教会に使用を制限されているとある楽器を据えた楽曲の発表を境に、激動のイベント目白押しです。

 理系なら誰もが聞いたことがある名と能力をもつ"絶対に倒せない"悪魔が登場したり、主人公が妙な力に覚醒(?)したり、ルドヴィカを利用しようとする怪しい奴が登場したりと盛り沢山。

 着地点が未だ見えませんが、次巻も楽しみです。

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ジャンル: 小説・文学

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[小説]ブラックライト(上)

作者:スティーヴン・ハンター
レーベル:扶桑社ミステリー


 ベトナム戦争で鬼神の如き活躍をやってのけた元海兵隊員の凄腕スナイパー、ボブ・リー・スワガー。
 とある物書き青年の来訪を機に、彼は四十年前の父の死に深く関わる陰謀の影に気付いていくことになります。

 父親と相打ちになる形で死亡したらしいジミー・パイという犯罪者の妙に段取りの良い犯行。
 父親が死の直前に追っていたとある黒人少女の殺人事件。
 二つの間を結ぶものは?

 上巻は舞台の準備に終始しており、派手さはあまりありません。が、そこかしこに暴力の気配が蠢いており、後半の展開に期待が高まります。

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ジャンル: 小説・文学

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[小説]とある飛空士への誓約4

作者:犬村小六
イラスト:森沢晴行
レーベル:ガガガ文庫


 空の戦いと恋の物語、四シリーズ目の第4巻。
 前巻から一年が経ち、清顕らも戦いの空へ。因縁の敵ウラノスとの一大決戦の後、事態は思わぬ方向へと進んでいきます。

 仲間の死を乗り越えて大きく成長していく清顕たち。それでも届かない宿敵。
 そして意外な一面を見せたりして急接近する表紙絵の二人と清顕&イリア。
 序盤の展開は遅めながらも読みどころ満載です! しかし、このシリーズにおいて、好き合った二人、というのはお別れフラグでもあるので、できればこれ以上は進展しないでほしい! 

 ラストにはウラノスで過酷な訓練に明け暮れるミオがあの人と出会ったり、国の身勝手な都合から『エリアドールの七人』がとうとう三陣営に分かれることになってしまったりと最後まで目が離せません。 
 この物語が今後どんな方向に進んでいくのか、楽しみです!

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koyak

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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(敬称略)
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・燃えよ剣
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・「ヒカルが地球にいた頃」
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
・いいひと。
・帯をギュっとね!

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