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[漫画]おはようとかおやすみとか1

作者:まちた
レーベル:ゼノンコミックス


 建築(?)会社に勤める主人公・日向和平28歳。
 念願の一人暮らし&マイホームを手に入れた彼の元に、腹違いの妹という、帰る家をなくした三人の女の子が・・・・・・、というところから始まるほんわか家族物語。

 ある種の男の浪漫溢れるシチュエーションですが、作者の方は女性らしく、これでもかというくらいに健全且つハートフルです。

 健気でしっかり者で家事万能で根は寂しがり屋な長女と、天真爛漫な双子の次女三女とのドタバタな交流を経て、家族愛とか思い出といったものを嫌悪する主人公が少しずつ柔らかくなって四人の絆が強まっていく様子は、家族ものとしてはある意味王道なのかもしれませんが、兎に角「微笑ましい!」の一言につきます。
 
 この巻一冊で「いい最終回だった」と言いたくなる終わり方をしていますが、"1巻"と書かれているので続きがある模様。良かった! 連載が続くと主人公と長女との間あたりに恋愛感情がわいてきそうでちょっと恐いのですが、できれば、あくまで「家族愛」を貫き通してほしい!!
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テーマ: アニメ・コミック
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タグ: 漫画 まちた おはようとかおやすみとか ゼノンコミックス 家族

[小説]ウィザーズ・ブレインIX 破滅の星(上)

作者:三枝零一
イラスト:純桂一
レーベル:電撃文庫


 遮光性気体に覆われ、ゆっくりと滅びへと向かう地球を舞台に、物理法則の書き換えによる超常の力をもつ「魔法士」と人類が、それぞれの正義を手にもがき続けるファンタジー、9番目のエピソード、上巻です。

 もう散々言われていることですが、一年以内に刊行・・・・・・だと!? その前の巻が出るのに三年かかっただけに、驚かずにはいられません。
 前巻でとある人物が殺されることにより完全に和平交渉が決裂した魔法士と人類。全面戦争が勃発し、世界はどんどん取り返しのつかない方向へ転がっていきます。残されていた謎も明らかになりましたが、それでも光は見えず。
 物語の鍵を握っているらしいものの未だにいい所なしの練と、最も相性の悪い相手に完膚なきまでに叩きのめされたイル。二人がかろうじて生き延びるタイミングで雲除去のデモンストレーションをやってみせたのはサクラの計算か余裕か良心かあるいはたまたまか。

 追われる身となったものの、徐々に主要人物が集合しつつある『世界再生機構』の踏ん張りに期待したいところ。
 
 そして次巻もどうか一年以内に出ますように。

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[小説]ブギーポップ・チェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック

作者:上遠野浩平
イラスト:緒方剛志
レーベル:電撃文庫


 女子の間だけに伝えられる都市伝説な殺し屋、統和機構なる世界の影で暗躍する謎の組織、"世界の敵"になり得る異能の者たち。そんな訳の分からない世界観が魅力の長寿シリーズ。何作目かはもう数える気が起きません。

 人の心に黒も白もない。ただ影が濃い部分と薄い部分が存在するだけ。今回は中高生の世界における、空気を読む読まない、といったことをブギーポップの世界に落とし込むとこんな感じ、とでもいうような印象。
 本筋は大きく動くでもなく、淡々と話が進んでいったように思えますが、新刻敬や竹田啓司という、このシリーズにおける古株が久々に活躍してくれたのは嬉しかったです。全くの一般人でありながら巨大な背景や秘密をもつ存在たちから一目置かれる立ち位置、というのはとても魅力的。これからも"普通"のまま、活躍し続けてほしい。

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タグ: ライトノベル 電撃文庫 上遠野浩平 緒方剛志 ブギーポップ

[科学]重力とは何か ~アインシュタインから超弦理論へ。宇宙の謎に迫る~

著者:大栗博司
レーベル:幻冬舎新書


 ニュートン、マクスウェル、アインシュタインなどなど。
 表題の問いについて、物理学における歴史から最新理論まで交えて解説してくれる一冊。

 ブラックホールの向こう側、物質の最小単位。宇宙の始まりは誰が観測するのか。
 限界まで分かりやすく噛み砕いてくれているのは分かりますが、それでも頭がおかしくなりそうな極限世界。
 重力って、身近にあるのに奥が深い。

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タグ: 大栗博司 科学 幻冬舎新書

[小説]聖者の戦い 小説フランス革命4

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫


 フランス革命を舞台に、入り乱れる様々な人物、身分、階層の利害が描かれる作品第四巻。
 革命の舞台はヴェルサイユからパリへ。第四の主人公・タレーランが動き出します!
 そしてミラボーと距離を置き、空回り気味だったロベスピエールにまさかの援軍が。いよいよ羽ばたこうとしている彼ですが、後年やることを思うと、色々複雑な気分になります。

 政治的には目まぐるしく動き続ける者の、肝心の財政問題などは相変わらず解決には程遠く、憲法もなかなかまとまらない。業を煮やす革新派と保守派・聖職者の利害と思惑が粘っこく対決します。しかし鍵を握っているのは民衆と無定見な日和見議員たち。この調整ごとの面倒くささは現代とそう変わりませんね。

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[小説]バスティーユの陥落 小説フランス革命3

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫


 フランス革命を題材にした歴史小説第三巻。

 王の力は絶対のものではない。それを民衆に見せつけたバスティーユ監獄の陥落。これで一気に革命が進む・・・・・・なんてことはなく、第三身分や国民議会の中で様々な意識や利害の違いが表面化し始め、財政も庶民の生活も苦しいまま。そんなもどかしい状況に女たちの怒りが爆発します。
 兎にも角にも今日食べるパンが欲しい。孔明じみた先読みの冴えを見せるミラボーですら想像していなかった原始的な庶民の力。思わぬところから次々と役者が登場する。まさに歴史の一大転換期です。

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[小説]パリの蜂起 小説フランス革命2

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫


 歴史の教科書ではあっという間に球戯場の誓い、バスティーユ陥落、国王処刑、ナポレオンの時代へとなだれ込むフランス革命
 その間には国王、特権階級、平民の間の様々な利害が絡む攻防が。そんな火がつきそうでつかない導火線に、冴えない青年弁護士・デムーランが男の見栄でぶった演説が火をつけます。
 
 進んだり戻ったり中々進まないように見えて、裏側では誰も意図せず止めることもできない大きな流れができつつあるこの気配。大好物です。

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koyak

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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(敬称略)
・司馬遼太郎
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・野村美月
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・大嶋啓之
・光田康典
・新居昭乃
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<<惚れている作品>>
・燃えよ剣
・「ウィザーズ・ブレイン」
・「"文学少女"」
・「ヒカルが地球にいた頃」
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
・いいひと。
・帯をギュっとね!