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[ドキュメンタリー]グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

著者:スティーブン・レヴィ
邦訳:仲達志池村千秋
出版:阪急コミュニケーションズ


 誰もが知るIT世界の巨人・Googleの歩みが語られている一冊。
 創業~台頭~中国進出やSNSへの出遅れ、世間からの過剰な反応や政治との距離感など大企業であるがゆえのジレンマへの取り組みまで網羅する濃厚なドキュメンタリーです。
 視点はGoogle寄りですが、抱えている問題は問題としてハッキリと書かれており、それほど偏ってはいない書かれ方をしています。Googleという企業、そしてIT業界の歴史に、改めて興味がわいてくる一冊。
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テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

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[小説]四十七人目の男(下)

作者:スティーヴン・ハンター
邦訳:公手成幸
レーベル:扶桑社BOOKSミステリ


 舞台はいよいよ「吉良邸討ち入り」へ。現代日本の裏社会の一角で、元凄腕スナイパー・ボブと愉快な仲間達による一大剣戟が始まります。
 ボブはともかくとして、彼に協力する大使館員と自衛隊員や敵側の行動理由にはかなり無理が感じられ、更にこれまでの国家レベルの陰謀が絡む話と違い、敵がただのポルノ成金と勘違い剣士とチンピラ軍団に過ぎないため非常にスケールが小さくなってしまっているように思えますが、それでも戦闘場面(準備段階も含め)はこのシリーズらしい緊迫感があり、アメリカ人的サムライスピリッツを突き詰めたその展開は、エンタメ作品として十分な面白さがありました。
 なんだかんだいって、面白かった!

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[小説]四十七人目の男(上)

作者:スティーヴン・ハンター
邦訳:公手成幸
レーベル:扶桑社BOOKSミステリ


 ベトナム戦争で驚異の戦績をほこった、凄腕スナイパー、ボブ・リー・スワガー。
 彼の元を一人の日本人が訪ねるところから、物語は始まります。男の名は矢野。彼の父親は大戦時、スワガーの父親と硫黄島で戦闘をしていたという奇縁が。
 矢野からの依頼に応えるため、日本を訪れたスワガー。矢野やその家族とも意気投合するのですが、そこでヤクザがらみの凄惨な騒動に巻き込まれ・・・・・・いや、首をつっこむことになります。
 Amazonレビューではボロクソに叩かれている本作ですが、個人的には割と楽しめました(『極大射程』にはさすがに劣ると思いますが)。
 生粋のスナイパーなはずのスワガーが、時代劇で日本研究をしたり剣道のスパルタ教育を受けたり日米の勝手の違いに戸惑う姿はかなりシュールではありますが、これはこれで、底抜けにタフで抜け目のないヒーロー・スワガーらしさが出ていて悪くないように思えます。
 悪役達にしてやられ、日本国外退去扱いとなってしまうものの、早々にカムバックし、着々と逆襲の準備を整えていくところで上巻は終わり。下巻はいよいよ"吉良邸"でのバトルが始まります!

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[小説]シヴェルニーの食卓

作者:原田マハ
レーベル集英社文庫


 ドガやセザンヌなどの偉大なる画家達の姿を、彼らとご縁のあった人たちの視点から描いた短編集です。
 絵画の世界では神扱いの彼らが見せる、人間くささにクスリとさせられます。終始淡々とした調子で話は進むのですが、それがまた美術館の静けさを彷彿とさせられる雰囲気を醸し出しているように思えます。

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[小説]月は無慈悲な夜の女王

作者:ロバート・A・ハインライン
翻訳:矢野徹
レーベル:ハヤカワ文庫


 植民地兼罪人・政治犯の流刑地として扱われている近未来の月世界が主な舞台の古典SF作品。
 自我をもつ人工知能のマイクとそのメンテナンスを担当するフリーの技術者・マニー。二人(一人と一台)はやがて地球からの月独立運動の中心として巻き込まれていくことになります。
 同作者の「夏への扉」もそうでしたが、かなり緊迫した状況(戦争勃発)が発生するのにどこか暢気な登場人物たちのノリ、そして「技術」というものへの愛と希望をひしひしと感じられる点が非常に好みです。SFなのにどこか牧歌的。
 近未来、自我が芽生えた人工知能、地球側の圧政に反発する月の反乱。後年のSF作品に影響を与えていそうな要素てんこ盛りです。宇宙~地球降下~そして再び宇宙へ~決着、という流れはガンダムシリーズとも通じるものがあります。
 面白かった!

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[小説]SとSの不埒な同盟

作者:野村美月
イラスト:ふゆの千秋
レーベル:ダッシュエックス文庫


 気になる相手を困らせたい、イジめたい。そんな奇特な性癖をもつもの同士、手を組むことになった高校生男女が主人公とヒロインな微変態ラブコメ(?)
 「おいおいそっちに行っちゃうのかよ!」と読んでるこちらがオロオロしてしまう微妙な距離感がたまりません。
 視点が基本的に主人公のみで、ヒロインが何を考えているかは主人公と一緒に想像するしかないところができないところがまたもどかしさに拍車をかけてくれます。
 ハッピーなはずなのにちっともハッピーに見えない苦い結末を迎えますが、続刊が出るとのこと。楽しみ!!

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好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

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(敬称略)
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・東雲侑子は短編小説をあいしている
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