最新記事
カテゴリ
SF (15)
FC2カウンター
RSSリンクの表示

[小説]革命の終焉 小説フランス革命18

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫

 さよならロベスピエール。さよならフランス革命。ダントンらの処刑後、精神に変調をきたしたかの如く迷走するロベスピエール。その姿は周囲に更なる疑心と保身、反発を呼び起こし、革命の終焉を告げる政変へと繋がっていきます。
 最後の最後に全てに達観し凄みを感じさせる潔さを見せるサン・ジュスト。それとは対照的に人間的な弱さを露呈するロベスピエール。「革命」の世界的代名詞ともいえるフランス革命の区切りとしては、あまりにもあっけなく淋しい幕切れ。「理想」という言葉の意味について考えたくなる物語でした。
スポンサーサイト

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 佐藤賢一 集英社文庫

[小説]ダントン派の処刑 小説フランス革命17

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫

 タイトルだけでもう辛くなってくる17巻目。革命の最初期から通して共に戦い続けてきたはずのロベスピエールとダントン&デムーランの関係に、最期のときが訪れます。「殺られる前に殺れ」を政治の世界に持ち込むと本当に手が付けられなくなってしまうようです。
 悟りを開いたかの如く、ロベスピエールやパリの人々を心配するダントン、ある種の英雄でありながら最期まで書生臭さが抜けないデムーラン、彼への愛に殉じたリュシル。革命の終焉の足音が近づいてきています。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 佐藤賢一 集英社文庫

[小説]徳の政治 小説フランス革命16

作者:佐藤賢一
レーベル:集英社文庫

 さ~て、今巻の犠牲者は? な勢いで右に左に揺れ続ける政情。少し前まではタブー、もしくは最終手段だったはずの『処刑』が実にお手軽に恣意的に実行に移されていきます。その刃はついに、庶民からの人気を背景に数々の重要人物を断頭台に送ってきたエベール自身に向けられることに。そして次は……となったところで次巻へ。誰も彼もが引っ込みつかなくなってきております。

テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 歴史 佐藤賢一 集英社文庫

検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

koyak

Author:koyak

好きな言葉は日進月歩。
得意技はフェードアウト。

ラノベもゲームも漫画も
大好きだけど、
そんなものが大好きな自分は
かなり嫌い。
そんな奴です。

<<惚れている人、グループ>>
(敬称略)
・司馬遼太郎
・米澤穂信
・野村美月
・浜渦正志
・大嶋啓之
・光田康典
・新居昭乃
・kukui

<<惚れている作品>>
・燃えよ剣
・「ウィザーズ・ブレイン」
・「"文学少女"」
・「ヒカルが地球にいた頃」
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・とある飛空士への追憶
・Xenogears
・るろうに剣心
・いいひと。
・帯をギュっとね!