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[小説]ハバナの男たち(下)

作者:スティーブン・ハンター
邦訳:公手成幸
レーベル:扶桑社ミステリ文庫


 『アール・イン・ハバナ』。後編。
 革命前夜のキューバを舞台にカストロ、カストロを支援するソ連、カストロの暗殺を目論むアメリカ、アメリカの力を借り敵対勢力の弾圧を続けるバティスタ政権、キューバに新たな裏市場を築かんとするギャングたち。いくつもの勢力が入り乱れ、同じ陣営内でも裏切りや駆け引きが横行し、状況はますます混沌としていきます。
 革命前キューバの物騒な雰囲気がたっぷりと感じられ、主人公のアールは相変わらずカッコ良く、何だかんだ言って面白かったのは確かなのですが、それ以上に、「お前、何しに行ったんだよ」感の方が圧倒的に大きかった。アールが受けたミッションが成功してしまうと劇中で歴史が変わってしまうので仕方がないとは思いますが。
 ラストバトルがソ連のエージェント相手ではなく小物二人なのも意表は突かれましたが、それ以上に肩すかし感の方が大。スワガーシリーズでこの話をやる必要が果たしてあったのか、と首を傾げてしまいます。
 それでもしっかり手に汗は握らされてしまったあたり、作者様にしてやられた気分です。
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テーマ: 読書感想文
ジャンル: 小説・文学

タグ: スティーブン・ハンター 公手成幸 扶桑社ミステリ文庫

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