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[小説]こころ

作者:夏目漱石
レーベル:青空文庫


 明治という時代の空気を象徴する作品と聞いて、読んでみました。
 時代は明治末期。大学卒業を控えたまだ若い「私」と、明治初頭生まれと思われる生粋の明治人である「先生(意識の高いニート)」&「私」の老いた父親とのやり取り、そして後半半分を占める「先生」の遺書を通じて、理想・現実・それらはお構いなしに舞い込んでくる色恋の悩みが生々しく語られます。
 登場人物の大半があまり生活には不自由しない立場なだけに、より純粋に人のもつ苦悩や業が浮き彫りにされているように思えます。
 その一方で、若い「私」と「先生」「父」の年配組がお互いに感じている価値観の違いや言動が、現代と殆ど変わることがありません。重い物語なのに、そこだけは小さく笑いがもれてしまいました。
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テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 夏目漱石 青空文庫 こころ

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koyak

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