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[小説]死神のキョウ

作者:魁
イラスト:桐野霞
レーベル:一迅社文庫


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「第三回のときは笹倉君も呼ぶからね」
「え?つまりそのイベント二回もやっちゃったってこと?」

ああ、絶望が止まらない……。

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新規参入レーベル、一迅社文庫。
その第一弾の作品群の一つ。
ゲーム「CLANNAD」でヒロインの一人、藤林杏のシナリオを担当した
魁氏による物語です。

ごめんなさい。
読んでいる間中ずっと、ヒロインの黒谷鏡は
私の脳内で広橋涼の声で台詞を言っておりました。


木から降りられなくなった子猫を助けていた
主人公、笹倉恭也。

その木を日本刀でいきなりバッサリと斬り倒し、
颯爽と現れた少女は軽く自己紹介。

「はじめまして、死神です。
あなたのことを守りにきました。」

「いや、殺しに来たんじゃねぇの?」

思わずツッこむ主人公。
少なくとも彼視点では平穏だった毎日が
終わりを告げた瞬間でした。


のっけからフルスロットルでぶちかまされ続ける
ボケツッコミの嵐はさすが!としか言いようが
ありません。
格闘ゲームで言えば体力ゲージの9割がガッツリと
削られるくらいにこれでもかこれでもかと
ネタのコンボが炸裂します。

面白い、です!!間違いなく。

個人的には主人公の親友にして恋人候補
(彼ら二人をネタにした同人イベントが行われるくらいに
BでLな意味で)な少年、御柱克己の役割が
どうも作者の都合で二転三転しているように
見えてしまったのがちょっと残念だったのですが、
それを差し引いてしまってもなお余りある勢いが
ありました。

おバカ過ぎるノリとちょっとした鬱展開が
紙一重のバランスで成立している一冊です。
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 一迅社文庫 桐野霞 死神の今日 藤林杏 CLANNAD

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