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[歴史]海の都の物語~ヴェネツィア共和国の一千年~ 2

筆者:塩野七生
レーベル:新潮文庫


第四次十字軍以後も、決して順風満帆とは言えないものの
したたかに繁栄し続けた海洋都市国家ヴェネツィア

度重なる周辺諸国の勢力図の変動や
技術革新などの大波が次々と訪れる中、
個々ではなく、全体として一つの政治・経済のプロで
あり続けたヴェネツィアは、
国家としての力を維持発展させるため、
自らの政体を更に研ぎ澄ませていきます。

英雄の独裁による暴走も、
過度の民主化による衆愚化も徹底的に否定し
国を挙げて堅実な商人であり続けようとしたその姿に
改めて凄みを感じる一冊でした。

恐らく能力があまり無い人間や、逆に有り余っている人間にとっては
若干生き辛さを感じる国でもあったのではないかと想像させられますが、
彼らの職人的な政治・経済感覚は一体どこまで行くのか?
まずます目が離せなくなってきました!
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 海の都の物語 塩野七生 新潮文庫 ヴェネツィア

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ヴェネチア共和国を通じて考える我が国の姿:海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年

海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)作者: 塩野 七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/28メディア: 文庫 海の都の物語〈2〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)作者: 塩野 七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/28メディア:
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