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[小説]容疑者Xの献身

作者:東野圭吾
レーベル:文藝春秋


い、いくらなんでも献身し過ぎっスよアンタ・・・。
容疑者Xのあまりの健気さ純粋さに
感動を通り越して呆然としてしまいました。

火サスなどでよくありそうなシチュエーションから事件は始まり、
とある人物が知力を尽くして事件を追う警察に対して手を打っていく様や
天才物理学者と天才数学者の奇妙な関係、
友情と職業上の特性との間にいつの間にかできていた溝など、
定番な流れからまさか!と叫んでしまいそうな驚きの展開まで
読みどころは多々あります。
読んで損なし!の一冊です。

しかし、個人的には

容疑者X氏の何とも言えない報われなさというか、
男女関係的な意味での勝ち組負け組要素というか、
「人を犠牲にしておいてハッピーになれるわけないでしょ」と言わんばかりの
妙なリアルさと言いますか、
その辺りが物語中の事件そのものやそれを取り巻く諸要素よりも
遥かにゾッとくるものを感じてしまいました。
恐ろしや恐ろしや。
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 東野圭吾 文藝春秋 容疑者Xの献身

コメント

koyakさん、お邪魔します。
容疑者xの献身

新聞広告でよく見ました。
題名から犯人が最愛の人を陰ながら暗躍して守る事が想像出来て強烈です。
読んでみて、石神は死神の隠語かと思えました…が、石神さんと言う苗字は実在。

映画はDVDで鑑賞しました。

鑑賞中、最後の石神の告白を聴きながら、おいおい泣く小学生がいました。
男泣きのシーンでは、この人たちにとって幸せっと何なのか…。
考えさせられます… 。
石神のような人は沢山いるはず。
まさに利口で貧乏するを見よ!ですね…。

ポストが空かないといくら有能でも、教官になれない不遇。
数学を専門とした研究の機関は本当にわずか…。
生徒に一番難しい教一般教養科目…。
勿論人気がない!

華やかなガリレオととことん反対の暗いどん底の石神。

この二人の対決は、石神が有利のはずだった。私の中ではいつの間にか石神が主役でした…。

ガリレオシリーズは保育園でも大ブームでしたね!!
楽しかった!
また出ませんかね~?

長々と駄文失礼しました。
ではでは

Re: タイトルなし

ガリレオシリーズが保育園でも大ブーム!?
末恐ろしいお子様たち…!と戦慄してしまいましたが
よく考えてみたら親御さんたちの間でってことですね。
いや~あせりました。

研究機関のポストの話は私にも大学に長く在籍している
知り合いがいるので他人事とは思えませんでした。

そして石神。
なんでそんなに不器用なんだよーーーーーー!!って叫びながら
読んでいました。
ついでに理系なのに数学苦手でごめんなさい、と謝りながら
読んでいました(^^;

「さまよう刃」や「赤い糸」なんかもそうでしたが、
東野作品は面白いのですけど犯人サイドが読んでいて辛い!です。
哀しすぎて心の色んなところがガリガリと削られます。
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