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[小説]ブルータスの心臓

作者:東野圭吾
レーベル:光文社文庫


「さまよう刃」や「赤い指」といった
他の東野圭吾作品とは大分違う印象。

この方の作品というと必ず一人は
同情の余地ゼロの救いようのない人物が一人は
出てくるイメージがあったのですが、
この作品ではそれぞれがそれぞれなりに
罪深く、哀れでもある人たちのように思えました。

産業機器メーカーの優秀な開発者として
貪欲にエリート街道を突き進む青年、末永拓也。
しかし恋人(?)の康子から妊娠を告げられ、
その康子の殺害計画を同僚から持ちかけられたときから
彼の人生は知らず知らずのうちに歪んでいきます。

狙う者、狙われる者、その両方でもある者、
様々なベクトルが絡み合い、
お互いがお互いの秘密になかなか気付かないまま
犠牲者が一人また一人と増えていく先には・・・!?

・・・と中盤過ぎまで大いに緊迫しつつ
盛り上がっていくのですが、
待ち受けていたのはあまりにも唐突なラスト。
え・・・そこで終わっちゃうの?
とつぶやかずにはいられない
予想外の幕切れが訪れます。

賛否両論がありそうな一冊です。
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 光文社文庫 東野圭吾 ブルータスの心臓

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