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[小説]ウィザーズ・ブレインVIII 落日の都<上>

作者:三枝零一
イラスト:純珪一
レーベル:電撃文庫


あらゆる登場人物に主張があり、
舞台があるところが魅力的なこの作品。

今巻ではその日を生きるのが精一杯な名もなきキャラにまで
スポットライトがあたります。

力を持つ者持たざる者。
両者は共存できるのか?

大きな流れとしては一冊丸ごと使って
オープニングイベントが終わった、という印象ですが、
細かなところでは色々と進展がありました。

基本的に「守られている」存在だったセラが
適職を与えられて大躍進。
教育者兼デザイナとして輝いています。
反対に彼氏の方は・・・。戦闘分が増量されるときを期待?

シティ側につく魔法士として他の主要人物とは
異なる立ち位置にいるイル。
これまで自分には隠されていた問題に揺らぎ、
そして自分を取り戻す一連のシーンは、
短いながらも読みごたえがありました。
彼を支える月夜、そしてプランナーも素敵です。

そして何よりも外せないのは真昼とセラ。
終盤の自分を弱さをはっきり自覚し、
それでも立ちあがって自らの務めを果たすサクラの姿は
号泣ものでした。
それをそっと後押しする真昼も
ただのイケメン頭脳派キャラに留まらない魅力をみせています。

忘れちゃいけないのはフェイ。
真昼の目標と頭脳を誰よりも評価し、
自分の感情を脇に置いてでも世界のために黙々と
歩みを進める姿は実に渋いです。
主人公や少女キャラだけでなくオッサンまで
カッコいい作品というのは本当に飽きずに楽しみ続けられます。

後書きで作者の言う期間内に次巻が出るのかはわかりませんが、
首を長くしつつ気長に次を待ちたいと思います。
やはりこのシリーズは、
自分の中ではラノベ中最も好きな物語です。

今回も本当に面白かった!!
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベル 電撃文庫 三枝零一 純珪一 ウィザーズ・ブレイン

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