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[小説]月に繭 地には果実(下)

作者:福井晴敏
レーベル:幻冬舎文庫


登場人物の大半が「何でそっちに走っちゃうの!?」と
叫びたくなる方向に迷走した結果、訪れる結末。
恐ろしくスケールのでかい原点回帰の物語でした。

この一冊の中で「え…ここでコイツが退場しちゃったら、この先どうすんの!?」
と何度思ったかわかりません。
それくらい予想の斜め上をいく展開が続きます。
ファンネルの動きに翻弄される一般パイロットになった気分でした。

そんな混沌とした展開の中、
最後まで生き方のブレが少なかったように思えるのがソシエ(シドじいさんもだけど)。
中盤までの扱われ方は散々でしたが、強い子でした。

その一方で救いようのない弱さ(そこがまた人間的とも言えますが)を
見せたフィル、キエル、グエン、アグリッパ、そしてハリー。
それぞれの心理はどこか空想の話とは思えなくて、読んでいて色々な意味で辛かった。

この世界に残された傷痕は深そうですが、
どうか生き残った方々が納得のいく答えを見出せますように。
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 福井晴敏 幻冬舎文庫 ガンダム 月に繭地には果実

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