そこにラノベがあるから

ライトノベルの感想をメインに。 ついでにCD、漫画、ゲームなども。

[小説]さよならピアノソナタ

作者:杉井光
イラスト:植田亮
レーベル:電撃文庫


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「・・・いるよ。わたし知ってる」
ぼくは首を傾げる。
「どこに?」
真冬は目を細めて、
それからぼくの胸をとんと人差し指で突いた。

「ここにいる」
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この場面を読んだ時、
どこからかズキュウン、と拳銃の音が聞こえた気がしました。

オビにもある通り、
100マイルの直球で迫る、
恋と革命と音楽の物語、です。

左耳でビートルズを、
右耳でベートベンを、
大音量で聴きながら走り出したくなる、
そんな小説です。

ギャルゲーっぽい、と言ってしまえば
どこまでもギャルゲーっぽい雰囲気も
漂わせてはいますが、
最初から最後まで一貫した、駆け抜けるような
テンポの良さがそんなどうでもいいことは
綺麗サッパリ忘れさせてくれます。

ヒロインの、天才ピアニストにして
超絶ギターテクをもつ少女はもちろん、
脇を固める女帝と幼馴染、
そしておバカな親父たちとクラスメート、教師。
この作品の感想を語るには、陳腐とは
わかっていてもこの言葉を使わずにはいられません。

"青春って素晴らしぃっ!!"

おっさん世界の足音が聞こえ始めている
人間としては、特にそう感じますw

テーマ:感想 - ジャンル:小説・文学

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