作者:
野村美月イラスト:
竹岡美穂レーベル:
ファミ通文庫
本編の過去と未来。
あんなキャラやこんなキャラの一面。
かゆいところまで手をが届き尽くされた短編集第4弾です。
一番のお気に入りは本編主人公・井上心葉の妹、舞花のエピソード。
「好きな人はいる?」
重度のブラコンであることを隠すため咄嗟に挙げた
女子評価低な少年の名前。
信じ込んで盛り上がる周囲。
後には引けず、周りに合わせているうちに、
いつしかその少年は本当に気になる存在になっていく。
少女が兄を卒業してほんの少し大人に近づく過程が
ほのかに伝わってきてもう、たまりませんでした。
その他、
ある意味作中最強キャラな
"文学少女"見習いから心葉へのエール。
朴念仁と元ヤンデレ少女のニヤニヤな交流。
"天使"の再会。
"文学少女"と心葉の本当の気持ち。
まさかまさかの姫倉麻貴とあの人物の娘の物語。
どれもこれも本編を知っている人には
この上もないサービス満点な一冊でした。
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学
タグ: ライトノベル ファミ通文庫 野村美月 竹岡美穂 "文学少女"