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[小説]復讐の女神

作者:アガサ・クリスティー
邦訳:乾信一郎
レーベル:ハヤカワ文庫


 主人公はリュウマチに悩むお婆さん!
 依頼人は故人!
 最初に提示されるのは「そもそも謎は何なのか?」!

 四十年前に発表されたのに、今読むと逆に新鮮さを感じるミステリ作品です。

 本作は「ミス・マープル」と呼ばれるシリーズの中の一つであり、「復讐の女神」の二つ名(?)をもつジェーン・マープルが持ち前の洞察力と行動力と勘を武器に活躍します。

 物語の冒頭でミス・マープルはとある事件で知り合った事業家・ラフィールの死を新聞の死亡欄で知ります。その少し後に弁護士より示される、ラフィールが死の少し前に弁護士に託したミス・マープルへの"依頼"。
 しかし、その依頼には具体的に何を頼みたいのか手がかりすら書かれていません。その謎はラフィールがやはり生前に手配したというバス観光旅行に参加するうちに、次第に明らかになっていきます。

 ミステリらしく殺人事件は一応発生していますが、それ以外に特別派手なイベントはなく「謎は何なのか?」を主軸にじっくりと話が進んでいきます。緊迫感は殆どないのにじわじわと惹きこまれ、海外小説の邦訳版特有のくどい長台詞に挫折することなく読み切ることができました。

 面白かった!

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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: アガサ・クリスティー 乾信一郎 ハヤカワ文庫 復讐の女神 ミス・マープル

コメント

No title

 こんにちは!
先ほどは、ご感想ありがとうございました。

>海外小説の邦訳版特有のくどい長台詞
あ~~、これ、ちょーわかります。
主語と述語がつながって、文章をきちんと理解するまでに多少の時間を要するというアレ(どれ)ですね!
しかも、芝居がかった言い回しが多いですよね。
わたしは、それは結構好きなのですが。
こちらのブログを拝見したのが、奇しくも、
『なろう』さまの自分のユーザー情報に、イギリスの推理小説のことを書き足したタイミングでした。
こちらの作品も、ぜひ読んでみたいと思いました!

Re: No title

>もぃもぃさん
コメントありがとうございます!
同意して下さって感激です(T_T)
他にも語尾が「!」になる台詞が多い気がします(特にロシア系)w
慣れてくるとこれはこれで味があると思えてくるから不思議です。
ユーザー情報欄拝見しました。
コナン・ドイルは一度読んでみたいと思いつつ未だに手を出せずにいます(^^;
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