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[エッセイ、小説]木曜島の夜会

筆者:司馬遼太郎
レーベル:文春文庫


 作者の他の作品群とはまた違った形で"日本人とは何か?"を考えさせられる一冊でした。

 オーストラリア大陸の北端に浮かぶ島、木曜島。
 その島ではかつて、明治~太平洋戦争直前にかけて多くの日本人が貝の採集のため、常に死の危険と隣り合わせつつ過酷な環境で生活の糧を得ていたそうです。
 
 潜水病、サメ、容赦ない上下関係、医者はヤブばかり。
 命の価値が恐ろしく軽い壮絶な環境で黙々と他国人を圧倒する水揚げ高をあげ続けたその姿に、日本人の滑稽さと凄みを見せつけられたように思えます。

 表題作の他には短編三本。
 それぞれ幕末という激動の時代に特別に名を残すことはなかったけれども、数奇な運命をたどることになった男たちの逸話です。
 坂本龍馬や西郷隆盛などの有名どころ以外の無名な人たちでさえ、このような生き様をみせているあたりに幕末という時代の特異性を感じます。
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 司馬遼太郎 文春文庫 木曜島の夜会

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koyak

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