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[小説]暗殺者メギド

作者:渡辺裕之
レーベル:角川文庫


 な、何とも感想に困る内容の作品でした。
 語弊があるのを承知で正直に印象を書くとしたら「どこかの大学の映研が作った自主制作映画を観ているような感じ」。

 舞台は1972年の日本。ベトナムでは泥沼の戦争が未だ続いている時代。キャンプ場を営む根岸が記憶喪失となって倒れている一人の青年を助けるところから物語は始まります。

 ナチス、旧日本軍残党による人体実験、脳の移植による能力継承、二重人格、超再生能力、古武道、米軍向けの輸出商品として造り出された人間兵器たち。そんな胡散臭いキーワードが昭和四十年代という、学生闘争の臭いが未だ残り、沖縄が返還されたり日本列島改造論なるものがぶちあげられたりと混沌とした時代の日本を背景に踊り狂います。
 荒唐無稽と言ってしまえばもうそれまでなのですが、色々ツッコミを入れつつ何だかんだ言って最後まで読んでしまう吸引力はありました。
 友人知人に勧めたいとは思いませんが、電車の中でサクッと読むのには向いている作品かと思います。

 
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 渡辺裕之 角川文庫 暗殺者メギド

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