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[小説]褐色の文豪

作者:佐藤賢一
レーベル:文春文庫


 『三銃士』の作者、アレクサンドル・デュマ(デュマ・ペール)の生涯を描いた小説。

 野性味を感じさせる容貌に何でも吸収してしまう素直で愛嬌あるお人好しな性格、大の女好きで浪費家で夢想家。一般庶民の感覚からしてみれば呆れかえるしかないその破天荒な生き様に呆然となりました。

 憧れたり劣等感を感じたりして振り回される周囲の人物たちに共感することしきりです。
 そんな振り回された人たちの代表格、息子のデュマ(デュマ・フェス)と幼馴染みルーヴァンによるラストのやり取りにはホロリとさせられました。

 父親である初代アレクサンドル・デュマと息子である三代目アレクサンドル・デュマの生涯を書いた作品もあるようで。そちらの方も是非読んでみたい!
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 文春文庫 佐藤賢一 アレクサンドル・デュマ 褐色の文豪

コメント

No title

えっ! アレクサンドル・デュマに三代目がいるんですか!?
驚愕の事実……。大学でフランス文学を結構習ったはずなんですが、わたしの記憶はいずこへ?
『三銃士』は面白くて好きです。ダルタニアン物語のごく序盤らしいというのは知っています(^^;
それにしても、いつも本をたくさん読まれていますよね!
見習わなくては(汗)

Re: No title

>もぃさん
コメントありがとうございます!

>えっ! アレクサンドル・デュマに三代目がいるんですか!?
あ~、多分、もぃさんが二代目と思われている人物が"三代目"です。
『椿姫』を書いた人(私は未読です(^^;)。デュマ・フェスと呼ばれているそうで。
二代目がこの小説の主人公。『三銃士』とかを書いた人(私は大昔のアニメ版しか知りません(^^;)。
デュマ・ペールと呼ばれているそうで。
そしてデュマ・ペールの父、初代デュマさんは作家ではありません。
ナポレオンの下で騎馬隊を率いて活躍した軍人さんだそうです。
なのでフランス文学史には出てこないのではないかと思います。

本を読んでいるといっても私の場合、大半がライトノベルなどの不真面目な(笑)本ばかりなので
本当の読書家な方々からは鼻で笑われても文句を言えないレベルでございます(^^;
お恥ずかしい限りです。
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