作者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
レーベル:ファミ通文庫
源氏物語をベースにした恋愛&サスペンス?6冊目。
一巻の頃は、表紙の彼女、朝衣がラスボス、もしくは中ボスになるのかと思っておりました。最早オチ担当と化している頭条俊吾ならずとも「朝衣・・・・・・おまえもか」と言いたくなります。
常につららの如く冷たく尖った女王様然としている朝衣ですが、守ってあげたくなる系女子だったという驚愕の真実が明らかに!
終盤の字合わせのシーンは書と言葉で想いを伝える、というこれまでになり展開で、いつもはアドバイザーだったヒカルに対しても是光がメッセージを送っているところが印象的でした。是光はヒーローとして、ついでにハーレムキングとして、また大きな一歩を踏み出したように思えます。
一巻から常に是光に最も近い場所にいるヒロイン、帆香は前巻に引き続き、しっかりヒロインしております。これは、本当に、このコENDもあり得るのか!? と期待したくなるくらい親密に。素晴らしい! もっとやれ!!
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テーマ: 感想
ジャンル: 小説・文学
タグ: ライトノベル ファミ通文庫 野村美月 竹岡美穂 ヒカルが地球にいたころ