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[小説]源氏物語03「空蝉」

作者:紫式部
現代語訳:与謝野晶子
レーベル:青空文庫


 あの源氏さんが振られる!? 衝撃の第三帖。

 空蝉が置いていった薄衣を、源氏へのメッセージと受け取るか単純に慌てて忘れていっただけと受け取るかで源氏さんの変態度が大分変わってくる気がします。

 源氏にちょっと惹かれながらも自分の境遇を考え、貞操を守りきる空蝉さんの淑女ぶりは拍手を贈りたい。
 それに比べて源氏さんときたら。
 徹頭徹尾、相手の事情なんて全く考えずに自分の都合ばかり。しかも振られた鬱憤を年端もいかない空蝉の弟・小君にぶつける始末。その小君の手引きがあったとはいえ、人様の家に不法侵入したり、あまつさえ人の持ち物を勝手にお持ち帰りしたり(窃盗! 窃盗!)、相手のことを勝手に"恋人"(まあ、"恋しい人"という意味なのでしょうけど)呼ばわりしたり、本当にやりたい放題です。一途なら、愛ゆえの暴走、とギリギリ執行猶予がつく気がしなくもないですが、他の女にもチラリと目移りしているし。この男、実に残念なイケメン。
 
 当時の価値観ではこういうことをするのは割と普通のこと、だったりするのでしょうか。
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テーマ: 読書感想
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 源氏物語 紫式部 与謝野晶子 古典

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koyak

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