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[小説]源氏物語04「夕顔」

作者:紫式部
現代語訳:与謝野晶子
レーベル:青空文庫


 源氏さん、ちょっと落ちぶれているけど知的&守ってあげたくなる系ヒロイン、夕顔と出会い・・・・・・別れる、の巻。

 お世話になった老婆のお見舞いに行った際、粋な歌を詠むけどボロ屋にひきこもって姿を見せない謎の女性に興味をもった源氏さん。打算的だけど情に厚くもある惟光朝臣をパシらせつつ徐々にお近づきになっていきます。
 源氏さんの猛烈なアタックが実って目出度く結ばれる(非公式)二人。イチャラブ生活を開始するのですが、そこに謎の生き霊が・・・・・・。

 前半で幸せ一杯になると後半で不幸になるフラグは、平安時代から存在していたようです。夕顔を喪ったときの源氏さんの悲しみっぷりは、それはもう、尋常なものではなく、涙涙な悲恋純愛エピソードした。・・・・・・源氏が既婚で六条に愛人がいて前巻の空蝉さんもキープしようとして夕顔の元カレ兼源氏の親友である頭中将に隠れてコソコソしているのでなければ。
 
 まだ序盤も序盤なのですが、ここまで読んだ時点での源氏さんの印象は、徹頭徹尾、"自分のことしか考えていない"という点。そこに微塵も迷いやブレはありません。鉄壁の自己中ぶり。つれない態度を取られれば「私がこんなに想っているのに」と恨み節を連ね、「何か気まずいから」という理由で夕顔の子を本当の父親(と思われる人物)に会わせない。私用のために部下をこき使い、労うどころか「肝心なときにいないとか、マジ使えねぇ」とぼやくなどなど。
 リアルに貴族が存在する時代に書かれた物語なだけに、源氏さんの貴族思考にはある種の凄みを感じます。彼の今後の活躍(色んな意味で)から目が離せません!
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テーマ: 読書感想
ジャンル: 小説・文学

タグ: 源氏物語 紫式部 与謝野晶子 古典

コメント

こんにちは!
またしても『源氏物語』へのコメントを失礼致します。

頭の中に虫が湧いているとしか思えません。
この先さらに進むと、紫さんが登場するかと思うのですが、紫と関係を持った朝に彼女に言った言葉に、心の底からおののきます。
おおおお前、紅蓮の炎に焼かれてこい! と胸倉つかみたいけど、近寄りたくない(どっち)
源氏のくそ野郎の言葉に、人々は驚愕、のち青ざめ、色を失うでしょう。

仰るように徹頭徹尾自分のことしか考えていませんよね、あのオッサン。
義理の母親とヤることしか頭にない……って、大変失礼致しました。

でも本当に紆余曲折する物語で、読者を引きつけますよね式部さん(^-^;
大分あとになって登場する匂宮は、世にも珍しいつぶやきストだそうですよ~
自分の現状を憂いでひっそりと和歌に表す当時としてはニュータイプだそうで。そんな場面からも式部の才能がうかがえますよね。

ちなみにkoyakさまは物語の中ではどの女性がタイプなんですか~? 読み終わったら、ぜひ教えてください!

Re: タイトルなし

>もぃもぃさん
こんにちは。コメントありがとうございます!
湧いてそうですね~(一瞬自分のことかと思い、ビクッとしてしまったのは秘密です)。

紫さんというと、この次の『若紫』に登場する人ですよね。
源氏さんが一体何をのたまうのか、楽しみです(((;゚Д゚)))

しかし何だかんだ言って惹きつけられるお話であるのは、もぃもぃさんが仰る通り確かです。
匂宮さんはつぶやきスト。。。現実の現代にいたら「~なう」とかやっていたりするのでしょうか!?
ガンダムに乗せたらかなりいい働きをしてくれそうですねw

作中の私の好み・・・・・・う~ん、現在のところ、いません(^^; とマジレス。
やはり紫さん(ロリ!)とか六条さん(ヤンデレ!)とか、
容姿がキていると噂の末摘花さんとかお答えしてネタに走るのがお約束でしょうかw

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・Xenogears
・るろうに剣心
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